ザウルスを使う

2006.2.27 started

Last modified: Wed Apr 8 22:27:50 JST 2009

以下の内容は、無目的無保証の内容です。 自分自身のメモ的な要素しかありません。

目次

  1. 導入の経緯と機種選択
  2. 周辺機種との相性 (無線LAN, b-mobile)
  3. 『Zaurus SL-C3000 徹底活用マニュアル』という本
  4. 『ハッキングLinux ザウルス』という本
  5. Unix ターミナルの設定 (EUC, mew, ssh, emacs, maxima)
  6. 音の再生(MP3, MD)
  7. GPS カードを使う。
  8. SD カードを使う。
  9. book readerを使う。
  10. USB マウス/USB key を使う。
  11. vnc viewer を使う。
  12. X を動かす。
  13. Java を使う。潮汐ワイド。
  14. tcsh などを導入 armutils.
  15. Skype を使いたい。
  16. NetFront

導入の経緯と機種選択

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次の Zaurus に希望すること

今年で3年目

日常生活で手帳も携帯も持たない人間が、常時zaurus を利用することは なくもっぱら出張の時の携帯がわりになってしまっています。 sharp も C3200/C1000 シリーズを最後に後継機をだしていませんん。 似たような端末が一杯あるなか、ここは老舗の味をだして欲しいと 思います。この間のPC 部品の進歩は著しく、よい周辺機器と 組み合わされば、いろいろできると思います。

一年使ってみて

一年使ってみて、最近は上着のポケットに入る率が 増えてきた。出張中のメールは、電車の中では Zaurus で見ています。無線 LAN が使える環境では、PC を使う 方がおおいですが、b-mobile (PHS)では圧倒的に Zaurus です。ハングル講座を新幹線のなかで聞いてい ます。移動中も乗り換えの Web は良く見ています。X はほとんど使いません。マウスがないと不便。Sharp の 最近の電子手帳程度の薄さと、キーボードだとやりやすいです ね。無線 LAN はまだ利用価値が多くありません。外国 に持っていけない(規制あり)のもあまり有効ではありま せん。ユーザーがもっと増えてもいいですが、やはり いろいろな目的で使い倒すのは難しく、メールとか 限られた目的が圧倒的に多いようです。爆発的に hit するのは 難しいと思うので、長く売り続けて欲しいですね。買ってよかったと 思ってます。

半年使ってみて

半年使ってみて、本や Web を見ながら、少しずつ 蓄積してきたので、かなりのことが出来るようになって きた。maxima なども動くようになったし、理化学辞典 も、ハングル講座もzaurus の中に入っている。X 端末 にも X server にも VNC viewer にも VNC viewer にも なる。いろいろな Web ページの内容は、必ずしも新しくないが、 ここまで、トラブルもなく動いている。便利の一言に つきる。使っている ipk file などを整理したいが、 もう少し時間が必要であると思われる。

購入者の背景

48 才になると、computor に対する興味もだいぶ落 ちてきた。最近は OS の進歩も余りない。携帯電話を持 ちたいとは思わない。手帳にスケジュールを埋めること はしたくない。とはいえ現実として出張と会議が増えて きた。研究以外の時間が多いのが現実。b-mobile カー ドを持っているが出張の時にしか使わない。メールを気 軽に見たい。Linux xemacs で mew でみたいという理由 で、今は携帯に押され風前の灯火ではないかといわれて いる PDA を購入することにした。PDA なら会議の時間 に出しても、ノートPC に比べてバリアーが高くない。 手帳でスケジュールを見ているような感じだ。

機種選択の条件

PDA といっても、一番気になる点は入力方法と画面 の大きさである。Note PC に散々なれている人間にとっ てキーボードなしはメールをうつのにはかなりバリアが ある。また小さい画面と行っても 320x240 だとできる ことは限られている。640x480 なら10 年前の note PC と同じ VGA だから苦痛は少い。この最小限の条件をク リアーしたのがザウルスの SL-C3100 だ。早速近くの電 気屋にいって手にとってみたが小さくてこれならジャケッ トのポケットに入れられる。OS が Linux というのはす ばらしい。いかなる package (ipk という) もここに入 れることができる。

対抗機種

HP の PDA で 640x480 のものがあり、これは無線 LAN 内蔵である。この2 つのどちらかにするかは、非常 にまよった。無線 LAN はいずれにせよ頻繁に使う。が、 キーボードの魅力と、OS が linux で Web ページで zsh が入る。という記事を見つけてしまって、Linux 野 郎としてはここに自分の環境を入れることができる、時 間潰し(本当は大学の職務をした方が得であろうが)の楽 しみを感じ Zaurus にした。PDA としての実績を買った。 Web ページの量、攻略本の量も参考になった。

周辺機種との相性

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購入前に一番気になったのが、Network カードとの相性である。 Linux だと時々これで苦労する。(苦労するが動かないことは めったにない。) このへんは Web ページをいろいろ探索したが なかなか情報が正確でない。このページを作ろうと思ったのは その点を明らかにしたいと思ったからだ。Network につながると PDA の価値は非常に大きい。

無線 LAN

無線 LAN カードとして、Zaurus の推奨カードの IO-data の WN-B11/CFZ を購入した。ザウルスの購入時 の画面->設定->ネットワーク設定 から用意にできた。 研究室と自宅の無線 LAN は SSID と WEP がわかってい るので問題なくつながる。確認として Web (インターネッ ト NetFront v3.1) をみることで確認できた。この設定 方法は、ザウルスのマニュアル通りだ。

Free アクセスpoint: 博多エクセル東急ホテル に出張(2006.3.6)。ロビーにある FREESPOT で接続可能 でした。最初にある『指定せず』で ok でした。福岡空 港の FREESPOT でもOK でした。電波の強さを接続後に、 設定->ネットワーク設定-> 接続の状態 で確認できます ので、歩きまわって強いところを探すことができるのが 便利! ただし、無線 LAN があるかどうかはわからず。

b-mobile card の license で公衆無線 LAN Mobile point 接続に成功

mobilepoint は b-mobile のカードのライセンスを 使ってzaurus から接続することが原理的に可能。PC からは専用の b アクセス WiHi を利用している。Zaurus の場合には WEP をアクセスpoint ごとに入力すれば良い。WEP の情 報とそのあとの設定方法 接続手順は、b-mobile ユーザー 登録のページから確認可能です。これは b-mobile helpdesk の方に直接聞いてWeb にアクセスして調べて 存在と方法が確認できました。もちろんここで WEP を 公開することはできません。また WEP がわかっても次 にユーザー認証で login と password が必要ですので WEP をライセンスなしに使うことはできません。念のた め。B-mobile のライセンスの mobilepoint に zaurus から接続できることを確認。これは非常に便利。

b-mobile card

結論をいえば、問題なくつながった。設定に 1分か からなかった。

使いたい放題の BMH10C-J (U100) を PC カードよ うの フォルダーをはずして CF カードとして入れる。 あとは 画面->設定->ネットワーク設定で同様にする。 がカードを認識せず。これぐらいでは全く驚かない。あ とはメニューにしたがって 一般の データカード型PHS カードを選択、そのほかのデータカード型 PHS を選択、 プロバイダーの選択では、そのほかのプロバイダーを選 択(トホホ)。 ユーザー登録した login password ( b-mobile の Home page で Win PC から登録したものを 利用した。) を設定、機器認証の BOX を指定 V、アク セスポイントの電話番号 で b-mobile の 0570570138##64 で。メールは設定せず次に、DNS サー バは自動的に取得を選択。以上であっさりつながった。 Web を見ることで確認。カードに Serial No. があり、 これによってlisence の check がされるから、単に接 続しようと思ってもできません。これで b-mobile カードも、出張以外でも学内で無線 LAN の使えない会 議に使える。

電車の中から、『駅から』や『駅探』で経路を確認しながら 進むことができるのは、乗り換え時間短縮に効果がある。 せわしない世界であるが、1 分でも早くつくことで、 1 時間に 1 本しかない新幹線に乗れるのだから価値がある。 電車の中から 『駅ねっと』で予約することもしている。

USB や メモリーカード

SD カードを利用した。USB で PC と通信できる。詳細は あとで記述。

『Zaurus SL-C3000 徹底活用マニュアル』という本から

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『Zaurus SL-C3000 徹底活用マニュアル』という本を買いました。 CD がついていて、soft の install が Web を検索しなくても わかるのが助かる。時間が惜しい人間には必要な投資だと思う。 (といって、ザウルスで遊んでいる時間はどうする? と聞かないでください。 結構 脳の適正利用に必要なんですから。)

CD にあるソフトは画面が縦向きになっていて、こ れでキーボードで操作するのは使いにくい。画面だけで 処理する場合には ok. まだ良くわかっていない。縦横の 変更ができるoption があると良い。

NTP (ネットワーク時刻調整)

どんとこいタイム というソフトであわせられまし た。NTP サーバーはもちろん ntp.tohoku.ac.jp です。 アイコンを長押ししてproperty を選択。"ルート権限で 実行"を設定しないと、システムタイムの変更はできま せん。電波時計と比べてあっているのを確認! Linux で script を(ntpdate) 組んでもいいらしいですが、いつも network に接続するわけでないので、再起動したときに ずれるのでします。PHS (b-mobile) でも調整可能です。

Unix ターミナルの設定

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ザウルスの付属の CD についているターミナルは、 いわゆる Linux の Kterm に相当します。結論を先に言えば、 EUC で日本語が読めます。

研究室 Host に接続。日本語 ok.

ザウルス付属の CD のターミナルで研究室の Linux (host-unix とします。) に login して、host-unix 上で

host-unix% cat b-mobile.txt | nkf -e

としたら、日本語が読めました。ザウルスに付属し たターミナルでも EUC コードなら host の 日本語が読 めます。

host-unix の xemacs の設定で .emacs で euc コードに変えました。これをする条件として、メールを Mew で読み書きすることが必要なようです。送信をするときに JIS に自動的に送るため。

.emacs に付け加えた部分

(set-language-environment 'japanese)
(set-pathname-coding-system 'euc-jp)
(set-default-buffer-file-coding-system 'euc-jp)
(set-buffer-file-coding-system 'euc-jp)
(set-keyboard-coding-system 'euc-jp)
(set-terminal-coding-system 'euc-jp)

emacs を使うのには ESC key が必要です。Zaurus にはこの key がない! と思っていましたら Cancel が ESC であることを確認。解決。

Mew の 返事 a や r ができない

xemacs には Mew を起動した後(起動する前でも)ウイン ドウサイズを 18行以下にし,a すると下記のデバッグ メッセージの通りのエラーを出し reply の draft が用 意されません.(実は buffer は出来ていますが) kterm のサイズを 18行以下にして emacs -nw しても同様の現 象です.

[デバッグメッセージ]

Signaling: (wrong-type-argument window-live-p #)
select-window(#)
mew-summary-reply(nil)
call-interactively(mew-summary-reply)

対策: font を少し小さくして 19 行以上にするのが一番簡単。

対策: a (返事だけなら) HOST の /usr/lib/xemacs/xemacs-packages/lisp/mew/mew-summary.el を 以下の patch を参考に修正しまして、byte-compile-file を実行すると、17 行でも返事が書けました。が f の方は もとと転送用の draft が 2 つ使われるためうまく動きませんでした。

patch の 例 : Web より拾ってきました。どうもありがとうございました。

--- mew-summary.el	4 Apr 2002 09:24:31 -0000	1.6
+++ mew-summary.el	18 Apr 2002 11:56:54 -0000
@@ -123,7 +123,7 @@
     (let ((owin (selected-window))
 	  (fld (mew-summary-folder-name))
 	  (msg (mew-summary-message-number2))
-	  cwin draft case
+	  cwin cbuf draft case
 	  from reply-to to cc newsgroups subject in-reply-to references
 	   encrypted fromme)
       (if (string= (mew-summary-folder-name) mew-draft-folder)
@@ -134,6 +134,7 @@
 	 (mew-draft-find-and-switch draft t)
 	 (mew-delete-directory-recursively (mew-attachdir draft))
 	 (setq cwin (selected-window)) ;; draft
+	 (setq cbuf (window-buffer cwin))
 	 (select-window owin)
 	 ;; need to make a cache or a message buffer.
 	 (let ((mew-use-full-window nil))
@@ -209,7 +210,9 @@
 		   (setq tmp-ref (nthcdr skip tmp-ref)))
 	       (setq references (mew-join "\n\t" tmp-ref)))))
 	 ;;
-	 (select-window cwin) ;; draft
+	 (if (window-live-p cwin)
+	     (select-window cwin) ;; draft
+	   (pop-to-buffer cbuf))
 	 (when case
 	   (if mew-case-guess-addition
 	       (setq case (mew-draft-add-case (mew-tinfo-get-case) case)))

としての設定

ssh の設定

firewall のこの世の中 ssh client がないとどこにもつながらない。

http://www.killefiz.de/zaurus/showdetail.php?app=1035 に OpenSSH 3.6.1p1 がありました。(2006.3.10) 付属の NetFront v3.1 で Download を選択。openssh-3.6.1p1_arm.tar.gz を application/x-gzip 本体 ディスク に ダウンロードするかというので OK を押す。

cd /home/zaurus/Documents/application/x-gzip <

tar zxf openssh-3.6.1p1_arm.tar.gz

これで openssh-addon, openssh-client, openssh-server の 3 つの ipk が 同じdirectory に展開できる。

これでメニュ->設定->ソフトウエアの追加/削除 で openssh-client をinstall

ターミナルで ssh namae@host.domain.net で ssh login できました。

上の www.killefiz.de はいろいろ使える soft がいっぱいあるぞ!

emacs の install

Zaurus の linux に emacs をinstall しました。これは、Web や本をみて 必要な ipg を入れれば ok でした。ESC キーがないので vi が本当に使いにくかった。

maxima の install

maxima は, 微分や積分を解析的に計算するsoft. 懐かしい. bzip2 install が必要。binary を持ってきて lisp.run を実行 可能にして, lisp.run -M maxima.mem で実行。 integrate(x*x,x,0,1); で定積分を実行. C-d で終了.

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『ハッキング Linux ザウルス』いう本から

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この本は Linux ユーザーにとって、ザウルスを攻略するのに最適の本であると 思います。サーバーのたてかたから、c compiler の動かし方、ipk パッケージのつくりかた、USB キーボードの接続方法、はては OS の交換の仕方まで、とことん書いてあります。これは、非常におもしろい本であることは事実ですが、悲しいかな忙しい人間に とってどこまで実現できるかは、心の余裕の問題であると思います。現実逃避ばかりでもいけませんので。でもおもしろい、非常に有用な本です。ザウルスの取り扱い説明書の内容と直交しています。

すぐに使えそうなのが、サンバサーバで PC から読めるようにすること であると思います。Zaurus の専用の通信ソフトより、なじみがありそうです。

Qt という X に変る window を使っていることもわかりました。従来の X で動く software の compile も理解できれば、Linux のどんな software でも package にできそうです。

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音の再生

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時間の有効利用で、語学の音を聞きたいと思っていました。 従来は NHK のラジオ講座を MD にタイマー録音していました。 が MD の枚数も増え、MP3 に変換して SD カードに押し込めれれば ザウルスで聞けます。MD player を別に持つ必要が無いので便利です。 MD -> MP3 は Web などでいろいろありそう。(今後の課題)

Talk Master (IC recorder) として使っていたもの が非常にうまく使えました。Talk Master は RVF とい う特殊な format ですがrvfmp3 という変換コマンドが あり、Windows の送る にこのコマンドを一度登録 (ス タート-> ファイル名を指定して実行-> sendto という WINDOWS コマンドで開くfolder にrvfmp3 の shortcut を入れることで) すると、送るで一括変換もできます。 しかも RVF->WMA(Wav)->MP3 に変換する場合と比べて容 量が非常に小さい MP3 file(20 分のハングル講座が 2.3MB)ができました。RVF とほとんど変りません。これ なら 100 回分が 256MB に入ります。talk master と rvfmp3の記述は ここ に書いてありました。以下重要なlinkを抜粋

TM-Exporer

rvf mp3 convert rvfmp3

SD カードに free のピアノ曲を download して、ザウルスの Music player で聞きました。本当に便利な時代になったのだなあ と思いました。free で可能なのは、著作権を放棄した? もしくは切れた 音楽があるようです。大事にしたいですね。

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GPSカードを利用

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Zaurus の推奨 CF GPS カードとして、IO データの GPS カード (CFGPS2) を買ってみました。出張先で夜場 所がわからなくて、往生するときもあるので便利です。 Zaurus C3100 に付属の 地図ソフトに GPS の利用がで き、2, 3 分の電波補足の後現在位置を地図上に表示し てくれます。ただし屋内は難しい。窓際ぐらいです。車 ですと時速50km/h で車の中からは追尾できません。な ので車をとめて現在位置を調べるのはできます。カーナ ビの GPS アンテナに比べると、アンテナの性能が問題 かも。GPS の意外な利用法として、高度がわかること。 山に上ったり、地形の高度差を測るのには便利。(高度を測る 時計があるそうですが...)。

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SDカードを利用

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SD カードを 512MB で 10MB/s の高速のものを買いました。 さしておくだけで ハードディスクの補助になります。辞書や音楽データ などを入れられますね。また 自分の使っている Panasonic の PC や Casio の digital camera と互換性があるのでとても便利です。最近知ったのですが、ドライバーを インストールすれば 4GB のSD (SDHC ではない) が使えるらしい。 しかもSD は 150 倍速 (1 倍速は 150KB/sec) のものもあるようであるから それならHDD 付の ザウルスを買う意味が無いような気がする。 ドライバーをインストールしていない。1GB の SD カードまで使ったことあり。 いま SD カードは本当に安くなった。

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Book reader を利用

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Zaurus に付属の book reader を使って、本を読んでいます。出張中の 空いている時間に、おまけについていた Project X の文章などはおもしろいです。 Web でも 青空文庫 という Free の book が download できるサイトがあります。

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USB マウス/ USB key を使う

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ハッキングLinux ザウルスに書いてある通り行ったところ USB マウスが 使えるようになった。本は偉大である。必要なのは、USB Host cable. 1000 円ぐらい。 SL-C3100 用として売っている。必要なsoftware を ここ から download して、設定 -> ソフトウエアの追加 で InputHelper を install する。 USB マウスをつなぐと 十字 のマークがでて真ん中のホイールも使えました。 mobileでは あまり使えませんが、机において作業する場合には、PC のように マウスがあると作業が速いです。非常に便利。

USB key も使えました。以下のコマンドでmount unmount できます.

% su
# mount /dev/sda1 /mnt/usbstorage -o umask=000
# ls /mnt/usbstorage

# umount /mnt/usbstorage

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VNC viewer を使う Vaio UX50

Vaio UX50 を買いましたが、keyboard が zaurus より使いにくいです。 USB または Bluetrooth keyboard を買おうとしましたが、keyboard を使うのは 机の上でかなりの情報量を入れたいときに限るはず、と考えました。 そこで、realVNC を導入して VNC で他の PC からアクセスしようと思い、実行して うまく行きました。realVNC から download して出来ます。

Zaurus の方は vnc server がまだ安定したものがないらしいので、 viewer のみ導入しました。vnc server があると、すごいですね。

・opie-keypebble_0.9.2-20030313a_arm.ipk

・qtopia-x_0.1_arm.ipk

の 2 つで Zaurus 上に Windows の画面を 出すこ とが出来ました。scale 2 ぐらいが良いようです。どこ でもドア風なので、いろいろな使い方ができて便利です ね。scale 1 だと Vaio-UX (1024x600) の画面は zaurus (640x480) ではとても大きく感じます。

出張でkeyboard を使いたい場合には、http://IPaddress:5800 で 人の keyboard をかりて VNC server にアクセスできます。JAVA の install が 必要ですが、VNC をインストールするよりは、安全かも。

http://www.paipai.org/~humorum/zaurus/pukiwiki/index.php?ZaurusQtopiaX を見ると, qtopia-x は X の vnc server であるそうです。実際 terminal から、 Xvnc -geometry 1280x960 \ -fp /usr/lib/vnc/fonts/misc \ -co /usr/lib/vnc/rgb -depth 16 &

を実行し、PC から VNCviewer を開けると、Zaurus 上の X の背景が 見えます。すごいですね。こうなると、この X 上で editor でも動かせば、 PC の keyboard を使って入力が出来ます。この先は、まだやっていません。 X 用の Window manager や terminal を起動する必要があります。

X を動かす

結論を先にいえば X が動きました。構成は、(1) 上記の qtopia-x を動かし、VNCviewer で localhost:0 を指定します。全画面を X にすることが出来ます。ま たは、Xvnc が動いていない状況で (2) X/Qt の Start X を起動します。両方の使い方を排他的に使うことが出来ます。 (双方に利点があります。)

qtopia-x だけでは、window manager がありません ので、window manager の一つである blackbox を install しました。これは X/Qt の導入で、 基本環境、fonte を参考にして、X/Qt server, font, client も入れることで実現できました、日本語については入れて いません。

X/Qt Server を動かすと fatal error がおきまし た。これは、Xvnc がすでに動いているからであると思 います。実際にps ux | grep Xvnc で process をkill すると、X/Qt の Start X が動きました。Start X だけ で十分で X/Qt server を動かす必要は無いようです。 black box window manager が動き rxvt がでるまで時 間がかかります。1 分ぐらい。Zaurus の menu ボタン でいろいろ説明が出てきました。これで基本的な操作が 理解できます。rxvt からssh -X user@host.phys.tohoku.ac.jp とすることで、host に X で接続可能になりました。Zaurus が X 端末になりま した。X/Qt を用いて Zaurus を X端末にするほうが動 作環境がよいです。

一方 さらに X Windows で マウスや keyboard を利 用したいです。USB マウス、keyboard でも良いですが、 Qt/X を使わないで qtopia-x を使えば、Windows 上の vnc viewer で X が見えました。

zaurus で X を動かす場合には、VNC viewer を localhost で動かすと使えます。背景がgray から、小さな四角に 変わっていまして、blackbox window manager が動いているようです。 VNC viewer の右すみの ボタンをおして next click right buttom を 選択すると、window manager の menu が出てきて、xterm が起動できました。 ちょっと混乱する説明ですが、どちらでも(同時には無理ですが) 動かすことが出来ます。

Windows PC から VNC viewer で X が見えました。 ザウルスの Qtopia の application は見えませんが、X が動いていて、keyboard が使えるようになりました。 Memory が無くならないように Netfront が memory 上 に常駐するのをやめました。15MB ですので大きいです。 また Qswap を 導入し SD カード上に 32MB 作りました。

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Java を使う

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いろいろな Web を参考に software を install してきました。 Java 環境をSL-C3100 にインストールを参考にして、 pp4zaurus-1_0-ea4a-linux-arm-OptimizedJIT_nosym.zip を Windows にdownload しました。Zaurus から netfront でdownload するとうまく行かないのと、zip の解凍がうまく行かなかったからです。 解凍して、personal-profile-for-zaurus_arm.ipk だけを Zaurus の /home/zaurus/Documents/application/ipkg に copy して、software のinstall を 行いました。これで十分のようです。Java がうごくことを、 潮汐ワイド から SL3100 用のものを download して、動くことを確認しました。

潮の満ち干がわかるのは、結構おもしろいし役に立ちます。

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tcsh を使う

armutils という ipkg は tcsh や top など いろいろ Unix でおなじみの コマンドがいろいろ入っています。これを導入して tcsh で動かすことにしました。 login shell はまだ変えていません。

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Skype phone を利用したい

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Windows PC で コレガの Skype phone を USB 接続で使います。 無線 LAN 以上のスピードがあればかなり快適に使えます。携帯電話を持ちたくない 人間にとって非常に便利です。b-mobile を使って Skype を PC で使うと B-mobile から LAN に接続した PC には問題なく音が送られますが、逆は音が 断片的になってうまくできません。音を区切って短く言えば、話せないことは ありません。自分の喋った声が エコーで戻ってきますので、その音が自分で 聞こえれば正しく送られたことがわかります。

Zaurus で Skype を使うとなると、いくつかのバリヤーがあります。まずは (1) 無線 LAN が使える環境であること。また (2) USB の Skype phone のドライバー が必要であること。また (3) Skype の Software が必要であること。(3) が一番 問題で、Skype の forum を見る限り Skype は support していないようです。 (2) は、Skype phone を使わなくても、イヤフォンとマイクで何とかなりそうです。

PDA + 公衆無線 LAN + Skype で携帯電話の利用料 金は大幅に下がるのではないでしょうか? そういう時代が この 2, 3 年でおきそうです。日本で Skype の利用が 爆発的に増えそうですね。

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NetFront

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NetFront は、Zaurus についているブラウザ(Windows でいう Internet explorer のような Web を見るソフト)です。良くできていると思います。jpg file の大きい(100kB) ものは、見えないようです。不必要に大きな jpg file を使わないように、home page 製作のときには注意したいですね。

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rsaito@phys.tohoku.ac.jp