2011.3.11.14.46 地震の情報

Last modified: Fri Dec 7 17:47:02 JST 2012 English/Japanese

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写真 (a) 地震直後 847 齋藤居室 連結本棚全倒 (2011.3.13), (b) 1ヶ月後 (2011.4.20), 他の写真

研究室の安否は確認、全員無事。(2011.3.15)

この頁は東北大学大学院理学研究科物理学専攻物性理論研究室向け情報です。

2011.3.11 前・以降の大きな地震 (Yahoo より)

Yahoo の地震情報は過去5000回分しか表示しないので、 無くなる前にM7 以上の地震を取り出しました。

  1. 2011-03-09-11-45 (M7.2)
  2. 2011-03-11-14-46 (M9.1)
  3. 2011-03-11-15-15 (M7.9)
  4. 2011-04-07-23-32 (M7.4)
  5. 2011-04-11-17-16 (M7.1)
  6. 2011-07-10-09-57 (M7.1)
  7. 2012-01-01-14-28 (M7.0)
  8. 2012-12-07-17-18 (M7.3)

1年経過(2012.3.11)

1年経過して、研究室のある建物の修理はまだ始まっ ていません。先週から業者が各部屋を回ってひびや陥没 などに黄色や紫のテープをはって写真をとってきました、 これから見積りなどが行われることになると思います。 理学部も使えなくなった建物の代わりに新たに、免震構 造の6階建てのビルを立てるそうです。地震の揺れを感じ ない建物は、仙台はこれから増えると思います。

被災地の方は、復興が叫ばれていますが、まだまだ 復興には時間がかかりそうです。どれだけ莫大な予算が かかるか分かりません。国家公務員の給料は8%減(2年間)に なるそうです。私の家は、屋根が壊れただけですので文 句を言うべきでないでしょうが、修理費の上にさらに給 料が減少するのは痛いです。 確定申告では、税の減免処 置が大きいのはもっと被害の大きい半壊以上でした。科 学予算もこれから大きく削減されるのではないかと思い ます。これも当然であり、致し方ないと思います。

仙石線の一部がまだ開通していません。津波の地域は 復興の計画がこれからであろうと思います。予算も業者も 十分には確保できないようです。全国から建設業者が 被災地にはいり、仙台の飲み屋街にも東京からの業者が 参入したそうです。いろいろな経済効果を経て復興が進んで いきそうです。パンダが仙台の動物園にくる予定です。 動物園までの地下鉄ができれば、より大きな経済効果 になりそうです。

今年の冬は、本当に雪が多く、寒い冬でした。仮設 住宅の人はどれだけ大変か心が痛みます。春が来て、2年 めの復興に期待したいです。お金がなくても、心がなく なることがないように、辛抱して助け合っていくことが 必要であると感じます。日本は、より強くやさしい国になる と思います。

6ケ月経過(2011.9.11)

だんだん地震のことが過去のことになってきた感じがありますが、 一方で海岸地方の復旧はこれから先数年はかかりそうです。福島の 放射能が気になります。仙台は放射能で気になるところはありませんが、 安全と言うより、実際に自分で測って納得してもらった方が良いと思います。 物理教室ではガイガーカウンターを買って測ってみましたが、0.1 マイクロシーベルト 毎時を越えるところは無いようです。

2次補正予算は、大学に落ちませんでした。実験装置の大きなものは とまっているものもあるようです。建物の内部や外壁の修理は、予算が 無いので発注ができない状態です。被災地のことを考えたら致し方 ありません。

大学での生活、仙台での生活には地震の陰を見ることは無くなりました。 市内では、建物は損傷が無かったが、地盤が崩れたためやむなく取りつぶして 更地になったところを良く見ます。最近の家は丈夫に設計されていますが、 地盤の方は特に斜面の造成地は、特に盛り土のところが弱いようです。

まだ避難所で暮している人もいます。仮説住宅がすべて完成して すべての人が移動するのは年内いっぱいかかりそうです。さんまがとれ始め 秋をむかえています。最初は1ひき300円もしたのですが、最近は 例年並の50円ぐらいになってきました。美味しい魚がないと仙台は元気に なりません。新米も無事に出荷できることを祈っています。

大学院の合格者が定員以下であったようです。2次試験を検討するかも しれません。研究に支障が無いだけに、一種の風評被害であると思います。 大学入試までには、そのような影響が無いことを祈りたいです。

総合棟情報(2011.9.11 現在)

外壁:落ちているのはそのままです。

内壁:いたるところでひびがはいったままです。応急修理として合板で 覆ってあります。

駐車場: 一部、仮の建物が立つため使えなくなりました。また 落下物の危険があるところは止められなくなっています。

入り口:入り口付近のタイルに10cm ぐらいの段差は補修されました。

3ヶ月経過(2011.6.11)

ようやく大学の廻りが見えてきました。補正予算で東北大学には100億円 ぐらい来たようですが、総被害額の1/3ぐらいで、建物の構造が壊れたところ など、研究がまったくできないところにのみ予算が投下され、我々の建物の 外壁や内部の壁に穴が空いたところは修理の発注もまだできないようです。 もっとも、工事をしてくれる業者もいませんし、部材も無いですので、 お金があっても当座は意味をなしません。被災地域の復興のほうが先です。

物性理論研究室はすっかりもとの体制に戻りました。従来春先は 季節の代わり目でゆったりとする時期でしたが、余震やいろいろな修理 などが続き、今ぐらいになって若干疲れを感じるようになってきました。 これから、健康管理が重要なポイントとなってきます。

今年は外国出張は、旅費を出してくれるところが多く助かっています。 予算が減ったわけではありませんが、現在停止中のコンピューターなどを 動かす時を考えて、節約は必要であろうと思います。

被災地はいまだに、水道も電気も来ていないところがあります。 放射能は仙台は問題ないようです。庭で取れたキャベツが今年は とても重かったです。美味しくいただきました。仙台市内で気づいたことは お店が結構つぶれています。元々経営がギリギリだったところに 建物に大きな被害があったところはそのまま撤退というのでしょうか? 寿司おんど、かっぱ寿司などが無くなったのは大城です。佐藤商会(食料品) が北環状線から撤退したのもいたかったです。

市内の住宅の瓦屋根はのきなみ壊れています。自宅の屋根も瓦の修理でなく 屋根を全交換しました。瓦だと重さが5トンで、古い住宅にとって、大きな余震が くると倒壊の危険もあります。自宅は、比較的おつきあいのあったリフォーム業者 の方に工事をしてもらいましたが、足場も部材も工事業者もありません。北九州から きた若い方がきびきびと交換工事をしてくれました。

総合棟情報(2011.6.11 現在)

外壁:落ちているのはそのままです。

内壁:いたるところでひびがはいったままです。

廊下:ほぼ廊下においてあるものは無くなりました。

粗大ごみ: 建物の外に集められていた粗大ごみは処理されました。

入り口:入り口付近のタイルに10cm ぐらいの段差ができています。外部からの人は要注意。オープンキャンパスまでに対応が必要。

2ヶ月経過 (2011.5.13)

居室、物性理論グループは正常に戻りました。家具の倒壊時に壁に傷が ついたり壁に亀裂が入っている部分が8Fではわずかにあり、この修理は建物全体 で夏をめどに行われる予定です。研究活動は平常に戻りました。

仙台市内も、交通、インフラも戻りました。津波の被害を受けた部分と受けていない部分がはっきりわかれ、津波の被害を受けた海岸地域は数年にわたる復興計画が 健闘されています。仙台市内は海岸より10km 以上離れているので生活をする限り 被災地の様子はTVでしか知ることができません。

放射能は、現在 0.08 マイクロ sV/h (毎時 シーベルト) であり、地震前の値 0.05 マイクロ sV/h より大きな値を示しています。が、西日本の地震の被害を 受けていないところでも 0.12 マイクロ sV/h の値を示すところもありますので 自然放射能程度と言えます。0.08マイクロ sV/h は年間 0.7 ミリシーベルトに対応します。世界の平均自然放射能は 2.4 ミリシーベルトだそうですので、日常生活で 特に注意すべきことはないし、していません。

日常生活で気づくのは、仙台は三陸のとても美味しい魚がこの時期安く 食べられるのですが、スーパーに並んでいるのは別の地域のもので東京と あまり変わらないことです。水産業の復興を待ちたいところです。

総合棟情報 (2011.5.13.12:00 現在)

現在までで達成されていないものを列挙します。

予算: 復旧に関する予算がまだ配分されていません。

外壁: 建物外壁タイルが一部落下しましたが、修理はまだです。

内部: 6 月に建築会社による壁などの詳細な調査が入る予定。

余震: 余震対策に関して、緊急連絡システム(停電時も使えるもの)の構築。

ケア: 自宅などの被害のあった学生の情報を集めています。

総合棟情報 (2011.4.20.12:00 現在)

入室: 合同棟入り口から可能です。

電気: 使用可能です。

電話: 使用可能です。

Fax: 利用可能です

水道: 市水利用可能。

ガス: 使用可能です(4/18)。

メール、Web: cmpt, flex 動かしています。(2011.3.15)

TV: お茶部屋のTV が見ることができます。

お茶部屋: 通常に戻りました。

居室: 廊下も含め、復旧作業終了です。

写真: 一部記録した写真を公開する予定。。

ゴミ: 粗大ごみは、していされた場所に集積。

廊下: 余震が来るためスペースが必要。

放射能: 原子核実験グループが測定しています。

仙台市内の情報 (市内でもかなり状況が違います。TV などを参照ください。)

津波を受けた地域以外は電気水道ガスが回復。

スーパーの制限は無くなりましたが、一部商品( ヨーグルト)はありません。

ガソリンは供給十分。

郵便、宅配便が届き始めました。

地下鉄、バスは一部運行。仙山線、愛子まで運行。高速バスは運行 新幹線は25日に仙台東京再開。一部徐行2時間。

安否情報

全員無事であることを確認しています。

一部の留学生を除き、仙台に戻ってきています。

総合棟情報 (2011.4.4.18:00 現在)

入室: 学生も含め可能です。

電気: 使用可能です。エアコン一部不調、エレベータ(3/25)可能です。

電話: 使用可能です。

Fax: コピー器とともに停止中です。

水道: 市水利用可能。シャワーが利用できます。

ガス: 使用できません。元栓を必ず占めてください。

メール、Web: cmpt, flex 動かしています。

TV: お茶部屋のTV が見ることができます。

お茶部屋: お湯あります。電子レンジOK。冷蔵庫稼働中。ガス湯沸かし不可

居室: だいぶ直ってきましたが、廊下が逆に手狭になりました。

写真: 撮影した写真は、CMPT のサンバサーバーに居室の番号のフォルダーを作成して保存。メールで送らないこと。

ゴミ: 割れたガラス、茶碗はそれぞれ別々の箱を用意。お茶部屋入り口付近にあります。

廊下: 通路の安全と余震で倒壊しても安全であるような配慮が必要。

ブレーカー: 安全が確認できない部屋のブレーカーを落としています。

換気扇: 放射能(微量)がありますので、居室の換気扇は止めてください。

放射能: 原子核実験グループが測定しています。

仙台市内の情報 (市内でもかなり状況が違います。TV などを参照ください。)

津波を受けていない地域は電気水道がほぼ回復。

ガスは新潟からパイプライン確保。復旧は現在(4/4) 35%。

スーパーの制限は無くなりましたが、一部商品( ヨーグルト)はありません。

ガソリンの列はなくなりつつあります。

郵便が届き始めました。

地下鉄、バスは一部運行。仙山線、愛子まで運行。高速バスは運行していますが、 予約は困難。

総合棟情報 (2011.3.19.12:00 現在)

入室: 教員のみ入室可能です。(学生も例外的に教員の許可を得ていっしょに 入る場合には可能ですが、余震もあり危険です。)

電気: 使用可能です。エアコン、エレベータは使用できません。

電話: 使用可能です。平日は 022-795-7754 (齋藤)に連絡可能です。

Fax: コピー器とともに停止中です。

水道: 混合水(大学の井戸水、鉄分が多く茶色、飲むことは可能)がトイレのみ可能。シャワーは使用できません。

ガス: 使用できません。元栓を必ず占めてください。

メール、Web: cmpt, flex のみ動かしています。ネームサーバーが動いていないので、外部のネームサーバーが必要です。

TV: お茶部屋のTV が見ることができます。

お茶部屋: コーヒー、お茶は可能、ホットプレート利用可能。電子レンジは壊れました。冷蔵庫稼働中。

居室: ガラスが散乱していますので要注意。片付ける前にデジカメで撮影。

写真: 撮影した写真は、CMPT のサンバサーバーに居室の番号のフォルダーを作成して保存。メールで送らないこと。

ゴミ: 割れたガラス、茶碗はそれぞれ別々の箱を用意。お茶部屋入り口付近にあります。

廊下: 通路の安全と余震で倒壊しても安全であるような配慮が必要。

ブレーカー: 安全が確認できない部屋のブレーカーを落としています。

換気扇: 放射能(微量)がありますので、居室の換気扇は止めてください。

放射能: 原子核実験グループが測定しています。

仙台市内の情報 (市内でもかなり状況が違います。TV などを参照ください。)

津波によって被害を受けていない地域は、電気水道が回復し始めています。 水道の復旧が電気より遅れています。

ガスは一部地面を掘り返す工事が始まりました。復旧は数ヵ月と言われています。

一部のスーパーが開きましたが、1 時間以上並び10点以内のところが多いです。 状況は比較的改善してきました。

ガソリン、灯油は避難所優先のため、無いと言う方が近いです。

郵便ポストは閉鎖中ですが、書留は届きます。

地下鉄、バスは一部運行。JR はとまっています。高速バスは運行していますが、 予約は困難。


Riichiro Saito