*フラットヘッドスキャナを使用する方法*

  1. スキャナに電源が入っていることを確認する。

  2. "DeskScanII"を起動する。(スキャンウィンドウが現れる。)

  3. 原稿をスキャナにセットする。

  4. 明るさを設定し、"Preview"を行う。(ここで、"あたり"をとるための 低解像度なスキャニングがなされる。)


    このような画面が出ます。↑

  5. 取り込みたい画像の階調、解像度等を設定する。

  6. 真ん中のこのボタンを押すと自動露光が行われます。→

  7. "Preview"で取り込まれたウィンドウで、実際に取り込みたい領域を点線で囲む。

  8. "Scaling"のメータを動かして取り込む画像の倍率を決める。
    (単位はインチ(1inch=2.54cm))。

  9. "Final"を押す。

    すると次のWindowが出ます。

    ここではスキャンする画像をsaveするためのフォルダ(ディレクトリ)とファイル名と
    画像フォーマットを設定します。

    そして"save"ボタンを押すとスキャナが動き出します。(中止したいときは[コマンド]+[.])
    スキャンが終わると自動的に画像のファイルがsaveされます。




*av-macでビデオカメラを使用する方法

1)ビデオカメラの出力をav-macのビデオ入力端子に接続する。

2)"VideoMonitor"を起動する。(macのカラーモードが8bit(256色)になって
いないと、映像が表示されない→コントロールパネルの"モニタ")

3)スナップショットを撮りたい瞬間に、EditメニューからCopyを選ぶ。(または、
キーボードショートカットで[コマンド]+[C]を押す)

[[ (注)[コマンド]キー:スペースキーの左にあるリンゴマークとクローバーの
ようなマークが書いてあるキー ]]

4)「カシャ」という音とともに、デスクトップにPICTn(n=0,1,2,…)というファ
イルが作成される。取り込まれるタイミングは音が鳴り終わってから一瞬後なの
で、普通のカメラのつもりで、音が鳴ってすぐに被写体が動いてしまうとうまく
撮れないので注意。(ここで作成されるのは16bitカラーのPICTフォーマットの
ファイルなので、このままmacのカラーモードが8bitのままで画像ツールなどで
このファイルを開くと、色パレットがボロボロになってしまうのでカラーモード
を16または24bitに変更する。)



*画像フォーマットについて

macで使用される画像フォーマットには、mac標準のPICTを始め、TIFF,EPS(EPSF),
GIF,JPEG(JFIF)等国際的に広く使用されているものから、日本ローカルのMAKI,
MAG,PI,PIC等色々なフォーマットが存在します。

このうち、X-Window上のxvで読み込み可能なのは上の数種の国際フォーマットに
限りますので、それら以外のフォーマットの画像は、何等かの手段でコンバート
する必要があります。

コンバートは、基本的にはmac上の各種画像ツールで行うか、UNIX上でコンバー
ターを使用することによって行います。

ここでは、mac上で行う場合について説明します。

PICTはmac標準フォーマットなので、基本的にはmac上のあらゆる画像ツールで
読み込み可能です。ですから、PICTからならばほとんどのあらゆるフォーマット
へ直接変換することができます。反対に言うと、PICT以外のフォーマット同士
で変換したいが直接変換する手段が無い場合でも、PICTを経由すれば最終的には
変換が可能(例外はある)です。

代表的な画像ツールとしては、GIFを扱うならGifConverter,JPEGを扱うなら
JPEGVIEW,日本ローカルな数種のフォーマットならPixelCatがあり、その他にも
いくつか存在します。また、AdobePhotoshopでも各種プラグインを使用すること
によって各種フォーマットに対応することができます。

(それぞれのツールの使用法はそれぞれのReadme等を読んで下さい。ただし、
通常は画像データのアイコンを、使用したいツールのアイコンと重ねるように
ドラッグして、ツールのアイコンの色が反転する(drag&drop)ようであれば、
そのツールで対応しているフォーマットなので、反転した状態でマウスボタン
を放せばそのデータをオープンすることができます。そして、セーブする際に、
ファイルセーブダイアログ中でそのツール上で変換可能なファイルフォーマット
を選択できるのが一般的です。)



*ネットワークを使用したファイル転送(FTP)について(画像ファイルの場合)

macからUNIXワークステーション等にファイルを転送するための方法はいくつか
存在しますが、最も簡単な方法の一つとしてはイーサネットによるFTPがあります。

そのうちでも、"Fetch"というツールを使用することによって、ほぼマウスのみ
のオペレーションで簡単にファイルを転送できます。

1)Fetchを起動し、FileメニューからOpenConnectionを選びます。

2)接続したいHostの名前またはIPアドレスを入力し、そのHostでの自分のIDと
パスワードも入力し、接続と同時にOPENしたいディレクトリを設定して[RETURN]
または"OK"を押すと接続できます。もしここで接続できない場合はHost名やID,
パスワードなど間違いがないか確認して下さい。

3)PutFile...を選択すると、ファイルオープンダイアログが現れるので、転送
したいファイルを選択すると、転送モード選択ウインドウ(デフォルトでは
MacBinaryII)が現れるので、設定をRaw Dataにして"OK"を押すと転送されます。



*付録 ファイルの検索

もし、使用するアプリケーションがどこにあるかわからない場合は、検索機能
を使って探してください。

macでファイルの検索をするには、ファインダのファイルメニューから検索を
選択して(または[コマンド]+[F])、検索したいファイルの名前(の一部)を入力
すればOKです。


1995-02-22 Version

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