Kimura-Saito Lab MO backup

MO (光磁気ディスク) にバックアップする方法


mohozon というコマンドを使いますと、自分の ホーム directory の内容が 光磁気ディス の /mo/$user.tar.gz に保存されます。こ のコマンドは、2 人同時には使えません。アクセスを速くするため に、他の人が mohozon をしている時は、使えないという メッセー ジを出して止まりますので、その場合には、10 分ぐらいしてから 再度行なって下さい。

  1. 自分の home directory 全部をバックアップす る場合

    % mohozon

    で ok です。既に存在する場合には、overwrite (上書き) するか 聞いてきますので、y を押して下さい。

  2. 特定の directory だけを backup することができます。例えば、 ~/tex を保存したい場合。

    % cd ~
    % mohozon tex

    でできます。できた file は、$user-tex.tar.gz という名前になります。

  3. 実行例: ~/doc を保存します。

    tube102% cd ~    <==== doc の 親の directory にいきます。
    /home/staff/rsaito
    tube103% mohozon doc  <==== mohozon を実行します。
    MO back up is starting. Please wait for 20 min for 10MB
    13245   doc    <==== これが doc の 大きさです。13245kb = 13MB
                         ここから かかる時間を想像します。
    -rw-------  1 rsaito   12485861 Oct  4 10:35 /mo/rsaito-doc.tar.gz
    backup is done. Please try every week. <=== うまくいきました。
    157.550u 16.070s 6:23.41 45.2% 0+489k 565+1547io 525pf+0w
    

  4. du コマンド

    % du dir名

    で、その directory の 大きさがわかります。mohozon でいれる、個人の最大は、 20MB 程度にして下さい。それ以上の場合には、個人用の MO を 用意します。

  5. at コマンド を使って、mohozon を 夜中に実行することができます。詳しくは man at を見て下さい。
MO (光磁気ディスク) に 保存用の ディスクが、常時入っています。 時々研究用に、別のディスクが入っている場合には、mohozon がで きないという メッセージをだして止まります。その場合には、ディ スクを交換するように、superuser に いって下さい。mo は 全体 で、230 MB ありますが、full に なる可能性もあります。core や、 不要なディスクを消去してから、mohozon をするようにして下さい。


研究室の データ のバックアップ体制


ハードディスクは、ある日突然クラッシュすることがあります。ク ラッシュすると、ハードディスクの中にかかれた情報は、消滅して しまいます。このことを防ぐために、バックアップが必要です。 研究室では、

  1. superuser による、3 カ月に 1 回の 8mm テープへの full backup
  2. 各個人による、MO (光磁気ディスク)への 随時 のbackup
をするようにします。特に、MO (光磁気ディスク)の方は user が、 必要に応じて、1 週間に 1 度ぐらいすることを奨励します。特に 重要なデータは、作ったその日に MO に入れて下さい。user が実 行しないと、最大過去 3 カ月間に作った データ が消滅してしま います。また、dirctory ごとに mohozon しますと、かかる時間が 少なくて済みます。特定の directory ばかり使う場合には、その directory だけを mohozon することを勧めます。


MO の交換、Format の方法 (superuser のみ)


MO の disk の 交換は、superuser しかできません。個人で大容量 の file をsave したい場合には、自分の MO を持つことができま す。superuser に連絡して下さい。/usr/local/bin には、

  1. moformat ・・・MO の format(dome のみ)
  2. moin ・・・ MO の mount
  3. moout ・・・ MO の umount
の command が用意されています。

>

  1. 新しい MO の 作成。

    1. 現在入っている MO を取り出します。使っていないことを確認して、

      % moout

      MO の drive の botan を おして、いまある MO を取り出します。

      使用中の場合は device busy と出ます。ただしこうなった場合 (例えば tube で unmount できなくて dome で unmount して しまった場合)に対してまだ解決していませんので注意して下さい。

    2. 続いて、未使用の MO を いれ

      % moformat

      を実行します。そのあとメッセージにしたがって1-2-3を実行します。 (1:format 2:label 3:exit)

  2. MO の 交換

    1. 現在入っている MO を取り出します。使っていないことを確認して、

      % moout

      MO の drive の botan を おして、いまある MO を取り出します。
      使用中の場合は device busy と出ます。ただしこうなった場合 (例えば tube で unmount できなくて dome で unmount して しまった場合)に対してまだ解決していませんので注意して下さい。

    2. 続いて、format 済みの MO を いれ

      % moin

      を実行します。

    3. /mo にいけるかどうかを確認します。

      % cd /mo
      % ls /mo
      % du
      % df

      などを実行します。(dome 以外では MO にアクセスしない限り mount はされないので df で分からないことがあります。)

      注意: 使用後は研究室の共用の MO に必ず戻しておいて下さい。

      注意: dome 以外では /mo が少し時間がたってから自動的に使えるようになります。

  3. MO の 管理

    MO には、必ず MO の file の管理file を つけて下さい。 file 名 は README です。README の 例として、

    MO には、必ず 下の様な README file をつけます。


    この MO は、 用途 : 木村齋藤研究室 back-up 用 製作日: 1994/10/1 所有者: 齋藤 理一郎 e-mail: rsaito@tube.ee.uec.ac.jp 注: mo-hozon でback up
    木村齋藤研究室 back-up 用 (mohozon) では、/mo/mohozon があることが 実行する check になっています。したがって、/mo/mohozon という file が あってはいけません。

質問、コメントは以下まで
rsaito@tube.ee.uec.ac.jp