マイクロエレクトロニクス講座
木村・齋藤研究室

卒業研究の案内(2001 年度版)

ここをクリックしますとメンバーの紹介のページにいきます。

これは卒業研究のガイダンスの時お配りするパンフレットを WWW に変えた物です。詳しい内容は研究紹介 をご覧下さい。

構成

教授 : 木村 忠正 (t-kimura@ee.uec.ac.jp)
助教授 : 齋藤 理一郎 (rsaito@ee.uec.ac.jp)
助手 : 一色 秀夫 (hisshiki@ee.uec.ac.jp)
パート秘書 : 山本 純子 (junko@tube.ee.uec.ac.jp)
院生 ; M 6 名

1. 研究内容:

我々の研究室は、新しい半導体材料・デバイスの作製(実験)、また 計算による電子状態計算、ハードウエアの設計(理論)をしてきた。 下記に紹介する卒業研究のテーマもその方向から選ばれたものであ る。かなり専門的な内容であるが、指導教官や大学院生と共に研究 を進めていくので、前提となる知識は特に必要としない。テーマの 選択は希望を尊重する。自主的に研究を切り開いていくような積極 的な学生を望む。

研究室の来年度の構成は、上記のスタッフに加え大学院生とし て6 名(M2 1名、M1 5名)。木村教授及 び一色助手はおもに実験、齋藤 助 教授は 理論を研究の手段としている。 イオン打ち込み装置フォトルミネ センス装置,EB蒸着機,MOCVD装置,熱CVD装置,電気炉,赤外線 イメージ炉がある。この他、他研究室の設備も手続きを踏めば利用可能 になる。(例:XRD,FE−SEM,熱フィラメント蒸着機,エリプソメータ) これらの実験装置を駆使して新しい材料,デバイスを作製、評価すること に興味を持っている学生は木村教授に、 また電子状態の計算手法の物理 や集積回路の設計等など種計算機(ハード、ソフトウエア)を作るのに興味 を持っている学生は齋藤助 教授に、と別れて研究が進む。 両方に興味を持っている学生は合同セミナー等で知識を磨く事ができる。 KDDの研究所 (上福岡市)で(各1-2名)勉強 することもできる。

また本研究室の理論設備として、各種ワークステーション、 PC,VHDL(集積回路)設計ツール、計算ソフトウエアなどが利用可能である。 集積回路の設計等など各種計算機(ハード、ソフトウエア)を作るのに興味 を持っている学生、また文字通り量子物理の最前線を研究をしたい学生は、 齋藤助教授に希望を出すこと。理論の研究は時間と空間の制約はなく自由 に研究が展開できる利点がある。

また、本研究室に配属された学生には1人1台のPCとデスクが用意される。

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イオン打ち込み装置 (サテライトベンチャービジネスラボラトリー SVBL)

卒業研究は基本的に木村研究室、齋藤研究室別に募集する。 居室、予算、セミナー等は一緒である。全体セミナー、宴会スポー ツ等はさらに 湯郷研究室 と合同で行っている。OB 会等も充実し、幅 広い分野にまたがって知識と友人を得る事が可能だ。


卒業研究のテーマ


光デバイス関連(木村研 究室):
半導体理論、集積回路(齋藤研究室 ):

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爆発するC60フラーレン内包 カーボンナノチューブ
(XMOL による表現)

2. 研究室のセミナー・設備:

院生を含めた研究室ごとでのセミナー(週一度)と木村・斎藤・湯郷研での 合同セミナー(週一度)がある。研究内容の議論を行うと共に 基礎知識を勉強する。研究室全体のセミナーではプレゼンテーションの 方法の指導や研究内容の議論を集中的に行なう。研究室の設備として、 イオン打ち込み装置 (平成8年度新規導入,SVBL 棟)、真 空蒸着装置、アニール装置、フォトルミネッセンス装置、MBE装置, MOCVD等がある。 ワークステーションは現在 SUN6 台、アルファマシン2 台、 PC が 20 台あり、集積 回路シミュレータ、評価基盤など 計算機環境として必要な物はそろっている。

3. 研究室活動:

研究室活動として、体育館での運動レクレーション(セミナー潰し と呼ばれている、年2-3 回程度)がある。毎年恒例のコンパ OB会 花火大会 があり、また、その場の勢いで飲み会が随時開かれている。学生居間には、 コーヒー、お茶等 飲食物が常備されている。

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す。

1998年 11月 の OB会 (於: 箱根 静雲荘)。

4. 就職状況:

今年度の就職状況は、現在のM2は、 SonyFUJITSU. 4年生は大学院進学予定4名, ミツミavex系プロダクション, FUJITSU Quantum Deviceスバル日立金属

5. 先輩からメッセージ:

当研究室は,次世代電子デバイスに必要なマテリアル (カーボンナノチューブやシリコンゲルマニム,誘電体薄膜)やプロセス (結晶成長装置,等),ロジックデザイン(VHDLやPLD)というように電子 デバイスの下位層から上位層まで幅広く学べる研究室です.そのための 装置や機材も充実しており,高い成果も残しています.研究室で学べる ことは,この限りではありません.今年は,研究室のプライベートネット ワーク化作業や,C++輪講を行いました.これは,各人が持つ知識を共有 しあおうというものです.また,学部生時代には触れることのなかった 縦の繋がりもできます. これにより,研究や私生活での障害を解消し知識を得,お互いの向上の 助けになります.このように,どのような好奇心とその欲求を満たすこと の出来る環境がこの研究室にはあります.私達と共に最先端の技術を 切り開きましょう!!(M2清水)

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PC をセットアップするn清水君

6. 研究室の公開

研究室の公開は、以下の様に行う。これ以外随時研究室を 訪問可能です。

日時: 1月17日(水)から1月19日(金) 時間は定めない。
集合: 西2号館217号室 (研究室)
内容: 概論、研究室及び実験室の公開、質疑応答

尚1月21日迄 (16:30 以降)いつでも研究室の公開、個人的な質問・相談を受け付けま す。 研究室志望者は、木村(西2-519)、又は齋藤(西2-517)迄来てください。 ただし齋藤は、1 月 16-18日 まで鎌倉で開かれる国際会議に出席していますので不 在です。 e-mail で連絡下さい。 研究室の詳細は WWW 上でも公開されています。 教育系の WWW から木村・齋藤研究室紹介をみるといろいろなことが随時見ることが できます。








研究室の URL: http://flex.ee.uec.ac.jp/japanese/index.html です。


過去の卒業研究の案内へリンク

1997年度版URL: http://flex.ee.uec.ac.jp/japanese/lab/sotuken96.html です。

1998年度版URL: http://flex.ee.uec.ac.jp/japanese/lab/sotuken97.html です。

1999年度版URL: http://flex.ee.uec.ac.jp/japanese/lab/sotuken98.html です。

2000年度版URL: http://flex.ee.uec.ac.jp/japanese/lab/sotuken99.html です。


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編集者: 石田 ishida@tube.ee.uec.ac.jp