fill-paragraph)．
fill-region)．
set-fill-column)．
段落の再詰め込みをするにはMeta-q (fill-paragraph)コマンド
を使います．このコマンドはポイントがある段落，または段落と段落の間にポイ
ントがある場合には，ポイントの後ろにある段落を再詰め込みします．すべての
改行が取り除かれ，必要なところにあらためて改行が入れられます．M-q
はC-_で変更取り消しができます．See section 変更の取り消し(Undo).
多くの段落を再詰め込みするにはm-g (fill-region)使います．
これはリージョンを段落に分け，それぞれを詰め込みます．
Meta-qとMeta-gはMeta-hと同様の基準を使って，段落の区 切りを探します(see section 段落)．またM-x fill-region-as-paragraphを使ってポイントとマーク間のすべてのものを再詰 め込みできます．このコマンドでは空白行だけを段落の区切りとします．
M-gやM-qに数引数をつけると，詰め込むとともにテキストを 右揃えします．これは詰め込まれた行の右端を正確にそろえるために，行 の余分な空白を挿入するものです．この余分な空白を取り除くには，引数のない M-qまたはM-gを使います．
Meta-s (center-line)コマンドは，ポイントのある行を現在の
詰め込み桁との中央に置きます．引数があると引数の行数だけおのおのセンタリ
ングし，その後ろにポイントを移します．
詰め込む行の最大幅は変数fill-columnで決まります．
fill-columnの値を変えると，それはカレントバッファにローカルになり
ます．デフォルト値が有効になるまでローカルのままです．デフォルトの初期値
は70です．See section ローカル変数.
fill-columnを設定するもっとも簡単な方法はC-x f
(set-fill-columnを使うことです．引数なしなら，fill-column
を現在のポイントの桁位置に設定します．引数がある場合は，それを新しい詰め
込み桁として使います．