GNU Emacs で何ができるか知るにはどうしたらよいのですか?

GNU Emacs で何がどうできるか知るにはいくつかの方法があります.

• Emacs のオンライン・ドキュメントを使いこなせるようになりましょう. GNU Emacs マニュアルはすべてオンラインで参照することができます. しかも "Info" マニュアル・リーダを使うと ハイパー・テキスト形式で読めます. "C-h i" で Info を起動できます.
• FSF にマニュアルのハード・コピーを注文できます. 詳細は質問 12 を参照.
• コマンドとコマンドを起動するキーを一覧した リファレンス・カードを入手できます. FSF に 1 ドルで注文するか (10 部で 5 ドル), もしくは etc/refcard.tex を印刷すると入手できます.
• コマンド "command-apropos" を使うと, 文字列 (正規表現も使える) を含むすべてのコマンドを一覧することができます. "C-h a" でこのコマンドが起動されます.
• コマンド "apropos" を使うと, 文字列を含むすべてのコマンドと変数を一覧できます. M-x apropos でこのコマンドが起動されます.
• その他にもたくさんのヘルプと情報を得るためのコマンドがあります. "C-h C-h C-h" でそれらのコマンドの一覧と簡単な説明が表示されます.

註: command-apropos と apropos コマンドの実行が非常に遅いことがあります. これは Emacs 19 では直る予定です. それまで待てないときは, Emacs Lisp アーカイブ (質問 18 参照) から "fast-apropos.el" を入手してください. このパッケージは, 文字列を含むすべてのコマンドと変数と ドキュメント・ストリングを一覧できる "super-apropos" コマンドを含んでいます.