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スタックの調査

あなたのプログラムが停止した場合、あなたが最初に知りたいことは、 プログラムがどこで止まっており、そしてそこで何が得られたのかと いうことでしょう。

あなたのプログラムが関数をコールする時、プログラムがどのようにコール されたのかという情報は、スタックフレームと呼ばれるデータの ブロックに保存されます。フレームはまた、コール時の引数と、コール された関数のローカル変数の内容を含んでいます。全てのスタック フレームはコールスタックと呼ばれるメモリ領域に配置されます。

あなたのプログラムが停止した時、GDB のスタック調査用のコマンドを 使うことによって、あなたはこれらの全ての情報を見ることができます。

ある特定のスタックフレームが GDB によって選択され、多くの GDB の コマンドは、選択されたフレームを無条件に参照します。特に、プログラム 内の変数値を GDB に問い合わせた場合、その値は選択されたフレーム上の ものです。GDB には、あなたの興味あるフレームがどれであるのかを選択する ための特別なコマンドがあります。

プログラムが停止した時、GDB はカレントで実行されているフレームを 自動的に選択し、フレームは `frame' コマンドによって簡単に指定 することができます(see section フレーム上の情報)。


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