市民講座のご案内


市民講座「原子層科学〜ベンゼンから、カーボンナノチューブ、グラフェンまで」

日時  平成27年(2015年)8月3日(月) 9:30〜12:00
場所  京都大学理学部セミナーハウス (京都市左京区北白川追分町)
    理学部6号館南棟301号室
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講演者ならびに演題
    依光英樹(京都大学理学部・教授)
    「ナノの世界で原子をつないで心をつなぐ有機化学」
    篠原久典(名古屋大学理学部・教授)
    「ナノカーボンの科学」
    齋藤理一郎(東北大学理学部・教授)
    「カーボンナノチューブとグラフェンの世界へようこそ」

問い合わせ先 京都大学理学部化学教室 集合有機分子機能研究室内 市民講座事務局
       TEL: 075-753-4010
       e-mail:shimingenshisou@*** (*** = kuchem.kyoto-u.ac.jp)

主催  文部科学省 新学術領域研究「原子層科学」
共催  フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会
    日本物理学会京都支部・大阪支部
    日本物理教育学会近畿支部
後援  日本化学会
    応用物理学会
    日本物理学会
    物理教育学会
    京都大学理学部・理学研究科

背景
 2004年にガイムとノボセロフによって単離されたグラフェンはその原子層1層固有の現象が起きる特異性を有し、2010年のノーベル物理学賞に象徴されるように猛烈な勢いで研究が進められてる。今日では、同じく層状物質である遷移金属カルゴゲニドを含めた原子層の科学が、EUや米国、アジア諸国で国家プロジェクトとして推進されている。日本では、文部科学省は新学術領域研究として「原子層科学」(研究代表:齋藤理一郎東北大学理学研究科教授)を2013年より発足させ、原子層の研究者が物理・化学・工学の分野を跨いで一丸となり研究を推進する体制が整った。原子層研究について元々日本が世界をリードする研究を行っていたこともあり、当該領域研究は発足から1年半で目覚ましい発展を遂げ、世界を驚かせる研究成果を次々と発表し続けている。

目的
 本市民講座では、グラフェンをはじめとする原子層に関するこうした研究成果を一般市民に広く還元し、原子層に関連する科学への関心を深めていただくことを目的とする。物理・化学・その境界領域の第一線の研究者が、社会を大きく変革しようとしている原子層について、一般向けに分かりやすく解説する。自然科学に興味がある一般社会人のみならず、これからの日本を支える学生も加わった幅広い層に公聴いただければ幸いである。

[チラシ]

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