『フラーレン・ナノチューブ・グラフェンの科学』

本書の目次

  齋藤 理一郎 著


基本法則から読み解く
『物理学最前線』 No. 5
共立出版, 2,000 円 (税抜き), 180 頁
ISBN978-4-320-03525-6
2015.1.24 発行 1刷
2018.4.15 2刷

Last modified: Wed Dec 17 10:50:31 JST 2014
           目 次

★: 一般向け難易度 ☆: 専門向け難易度

第1章 ナノカーボンの世界★
1.1 ナノカーボンの世界★
  1.1.1 ナノメートルの大きさ★
  1.1.2 炭素は地球を循環する★
  1.1.3 鉛筆の芯からノーベル賞★
  1.1.4 宇宙ヨットからタッチパネルまでの応用★
  1.1.5 ナノカーボンの形と機能★
  1.1.6 21世紀はカーボンの時代★
1.2 ナノテクの話★
  1.2.1 見えない領域は未開拓だった★
  1.2.2 小さい方が有利★
  1.2.3 ナノテクを実現するには? ★
  1.2.4 ナノテクのかなめの半導体★★ 
  1.2.5 もし炭素が半導体になったら? ★

第2章 ナノカーボンの発見★
2.1 C60の発見★
  2.1.1 星からのメッセージ★
  2.1.2 C60と亀の甲羅の丸い理由が同じ★
  2.1.3 オイラーの多面体定理★★
  2.1.4 C60発見後の展開★
2.2 カーボンナノチューブの発見★
  2.2.1 捨てられた電極★
  2.2.2 ナノチューブの丸め方★
  2.2.3 ナノチューブ発見後の展開★
2.3 グラフェンの発見★
  2.3.1 セロハンテープではがす★★
  2.3.2 グラフェン発見の前の研究★
  2.3.3 グラフェン発見後の展開★
2.4 まとめ,発見するとは? ★
2.4.1 発見の前に発見者あり:必然的な流れ★
2.4.2 発見の重要性を説明する:プレゼンが重要★
2.4.3 予想外の結果を考える:好奇心が科学★
2.4.4 巨人の肩に乗る★

第3章 ナノカーボンの形★
3.1 グラフェンは六方格子★
3.2 フラーレンの展開図★★
3.3 ナノチューブの展開図★★
  3.3.1 ナノチューブの分類★★
  3.3.2 並進ベクトル:T★★
  3.3.3 対称性ベクトル:R★★★
3.4 多層構造★★
  3.4.1 グラフェンのAB積層★★
  3.4.2 多層ナノチューブ★★

第4章 ナノカーボンの合成★★
4.1 レーザーアブレーション法,抵抗加熱法,アーク放電法★★
  4.1.1 すすからフラーレンの分離,クロマトグラフィー★★
4.2 化学気相成長によるナノチューブ合成★★
4.3 ナノチューブの分離精製法★★★
4.4 アガロースジェルを用いたナノチューブ分離法★★★
4.5 果てしなき挑戦★★★

第5章 ナノカーボンの応用★
5.1 フラーレンの応用★
5.2 ナノチューブの応用★★
5.3 グラフェンの応用★★
5.4 安全性とコスト,課題と展望★★

第6章 ナノカーボンの電子状態★★★
6.1 C60 の分子軌道★★★
  6.1.1 原子軌道を用いた分子軌道★★★
  6.1.2 広がった軌道を用いる方法☆☆☆
6.2 グラフェンのエネルギーバンド★★★
6.3 単層ナノチューブのエネルギーバンド☆☆☆
  6.3.1 ナノチューブの状態密度とファンホーブ特異性

第7章 ディラックコーンの性質☆☆
7.1 ディラックコーン上の電子の質量は0☆☆
7.2 ディラック点のエネルギーギャップは0☆☆
7.3 ディラック電子は反磁性☆☆
7.4 クライン・トンネル効果☆☆
7.5 後方散乱の消失☆☆☆
7.6 ディラックコーン付近の波動関数(擬スピン)☆☆☆ 
7.7 グラフェンの2つのディラックコーンとバレースピン☆☆
7.8 ナノチューブでのディラックコーン☆☆

第8章 グラフェンとナノチューブのラマン分光☆☆
8.1 ラマン分光とは☆☆ 
8.2 ナノカーボンのラマン分光☆☆ 
  8.2.1 Gバンド☆☆ 
  8.2.2 Dバンド☆☆ 
  8.2.3 G (2D)バンド☆☆
  8.2.4 RBMバンド☆☆
8.3 共鳴ラマン分光☆☆☆ 
  8.3.1 2つの共鳴条件☆☆☆
  8.3.2 固体での共鳴ラマン散乱☆☆☆
  8.3.3 2重共鳴ラマン散乱☆☆☆
8.4 ラマン分光の使い方☆☆ 
  8.4.1 ナノチューブの構造の決定☆☆
  8.4.2 グラフェンのラマン分光☆☆☆

第9章 未来への課題★★
9.1 科学の成果のもつ意味★
9.2 炭素を研究する分野の合流と分化★
  9.2.1 炭素材料と化学★
  9.2.2 ナノカーボンと固体物理学☆
  9.2.3 固体物理から他の分野へ展開☆ 
9.3 ナノチューブ・グラフェンでのディラック粒子★★★ 
  9.3.1 クライントンネリングの特殊性☆☆
  9.3.2 擬スピンを操作する☆☆☆
  9.3.3 プラズモニクス☆☆☆ 
9.4 オールカーボンデバイス(すべて炭素でできた集積回路)
9.5 ナノチューブでできた太陽電池,発光デバイス★★★
9.6 原子層のサンドイッチ★★
9.7 未来に展開する問題★★
  9.7.1 宇宙エレベーター★★
  9.7.2 すべて炭素でできたパソコン★★
  9.7.3 室温での量子現象★★★

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Last modified: Mon Apr 23 11:07:26 JST 2018