Printer の設定方法

2000.7.19 ver.1.00 by R. Saito

Printer は従来から使っている、Axis 542+ をそのまま local network に移動しました。必要な software はこの機に全て更新しました。 Axis の Download から情報を得ました。必要な file は、

Unix では aixinstall です。/rsaito/bin/aixinstall におきました。
Windows では、AXPUW です。NetPilot も必要になる場合もあります。

以下に手順を示します。以下青い字で書かれているのはあくまで例ですので、この値を使って設定をしてはなりません。必ず自分の値を使って説明してください。

Axis 542+ の設定

Printer の IP address を定めます。NIS server の soot の /etc/hosts に登録して、
```
% cd /var/yp
% make hosts
```
を実行して、host name の登録をします。printer 名はわかりやすいものが良いです。また underline やハイフンを使わない方がトラブルが少ないです。以下の説明では、IP address が、172.21.88.100 host 名が 730ps であるとして説明します。
Subnet 上に Axis542+ を移動します。配線をして電源と取ります。この時に背面のシリアルナンバーをメモします。シリアルナンバーは、ハードウエアについている物理的な network address にもなっています。以下の説明をシリアル番号が 00408c21B59dであるとして説明します。
Axis 542+ に IP address を与えます。Subnet 上にある Windows PC を起動し、MS-DOS 画面上で逆引コマンドを使って定めます。
```
arp -s 172.21.88.100  00-40-8c-21-B5-9d
ping 172.21.88.100
```
ping で応答があれば、IP address の変更は出来ました。
残りの設定は Web 上で出来ます。Netscape を起動し、 http://172.21.88.100 を選択してください。root になります。例えば 730ps の例 (local address ですので学外からは見えません。)を見てください。
最初に configuration のところを開けて、TCP/IP の設定で、 Default Router Address を 172.21.88.1 にしてください。残りの値も正しいことを確認します。設定は一番上にある Submit TCP/IP setting のボタンを押すことで完了します。これで Axis 542+ の設定は終りです。

PC の設定

次に Windows PC の設定方法について説明します。

Subnet 上の Windows PC を起動し Netscape を起動します。このページを見てください。

Microsoft Windows95,Windows98 の場合

Subnet 上の Windows PC を起動し Netscape を起動します。このページを見てください。
NotePad を起動し、C:\Windows\Win.ini を編集します。編集に失敗しますと、Windows が動かなくなる場合がありますから注意してください。ここの最後に
```
[NPS] 
SPOOLPATH=C:\ 
notify=1
```
を入れてください。最後の行の改行を忘れないように。SPOOLPATH の設定は、 Axis の説明とは違いますが、上でないと正しく動作しませんでした。
AXPUW v1.04 (AXIS Print Utility for Windows) をデスクトップに download します。そこの設定方法も見ておくと便利です。以下にその要点を示します。
download した file は自己解凍 exe file なので、クリックして解凍します。「AXPUW104.EXE」を実行すると「AXPUW」フォルダー、および「Axpuw」（プログラム）、「Axpuw」（ヘルプファイル）、「Readme」の３つのファイルが解凍されます。
「Axpuw」（プログラム）を実行して、「Port」メニューの中の「Add」を選択します。すると、NPS port を入力するような Pop UP がでますので、右の三角ボタンをおして、自分の選択したいプリンターを選びます。シリアル番号の下何けたかの数字が見えます。 Windows Port も NPS Port と同じ値が自動的に入ります。入らない場合には、NPS Port の三角ボタン等で何回か選択して見てください。 OK で終了です。
次に「Port」メニューの中の「Connect」を選択すると「コントロールパネル」ダイアログが開きます。「コントロールパネル」ダイアログの中の「プリンタ」フォルダを開いて「プリンタの追加」アイコンをダブルクリックし、「プリンタウィザード」にしたがってプリンタの設定をします。この時、注意することは「プリンタはどこに接続されていますか？」に対しては「ローカルプリンタ」を選択します。「利用できるポート」には「AXPUW」のインストールで指定したスプールディレクトリ/Windows Portを選びます。この例では「C:\~\AX104CBF.LP1」を選択しています。不明なローカルポートを選択すれば良いのです。これを default のプリンターにしてください。そしてテスト印字が出力できれば ok です。

Microsoft WindowsNT4.0,Windwows2000 の場合

windowsNT や windows2000 では,lprが使えるため，これを利用すると上記の専用のプログラムなしで印刷が出来ます. 以下,Windows2000 でのlpr の設定です.
マイコンピュータのコントロールパネル内のプリンタを開きます. その中のプリンタの追加をダブルクリックします. プリンタ追加ウィザードで"ローカルプリンタ"を選び"次ぎへ"をクリック.新しいポートの作成でStandard TCP/IP Port を選択. 標準TCP/IP プリンタポート追加ウィザードで以下の通りに入力します.
以上の作業でプリンタポートの追加が行えます.次に，出来たポートに対してプリンタの設定を行います.以降は，通常のプリンタの設定と同様ですので省略します.
次にSubnet化によるプリンタ設定変更について説明します.
同様にコントロールパネル内のプリンタを開き,LP-8400PS3(既存のプリンタ)のプロパティを開きます.開くと次のようになります.
pr1 をチェックし,ポートの構成をクリックします.クリックすると次の画面になります.
以前との変更は,IP アドレスだけですので，そこを変更します.

Unix の設定

Unix の設定は、管理者によって行われます。

flex, や rope 上で sh /local1/bin/aixinstall を実行します。

flex# sh /local1/bin/axinstall
.....
Do you want to continue [yn] ? (default y): y
.....
Do you want to quit now [yn] ? (default y): n
.....
Your system is identified as being a Generic SYS V R4 (UNIX System V Release 4)
Is this correct [yn] ? (default y): y
.....
Select a print method from the list below.
The recommended basic print method is LPD, for more advanced functionality and
status feedback use PROS.

                      1.........LPD
                      2.........FTP
                      3.........PROS B
                      4.........PROS A

Enter choice [1-4] (default 1): 1
.....
Enter the host name of your Print Server:172.21.88.100
.....
Enter logical printer number [1-8] (default 1):1
.....
Enter printer name (default 172.21.88.35_pr): 730ps 
<-- Host Name と同じにします。(研究室ルール)
.....
Do you want to install this printer  [yn] ? (default y): y
ここで すでに printer 名を使っている場合を除いて順調に行く。
.....
Installing printer ps730...
destination "ps730" now accepting requests
printer "ps730" now enabled
Installation of printer ps730 done.

このあと、printer に出力している script を編集して、 printer 名の部分を変更します。script はたくさんありますので、間違えないように御願いします。rope でも同じ処理をする必要があります。cone 等の Sun OS は flex や rope に rsh で実行させて ok だと思います。
default printer を変更するときには superuser で
```
flex1% lpadmin -d ps730
flex2% lpstat -d
```
で ok です。ただし、flex や rope では default printer は、斎藤の部屋の printer に設定されていますので、変更しないこと。個人的に変えたいときには .cshrc で
```
setenv PRINTER ps730
```
のように環境変数で変えてください。

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