proxy サーバ の動作確認と、DHCPの設定方法
2000.7.11 ver.1.00 by T.Shimizu
proxy のインストール
- 今回,proxy サーバには,squid を選択しました.これは,学内や他のネットワーク等多くの利用実績があるソフトウエアであり,そのため得られる情報も豊富であるからです.
- squidのインストールも,gated のインストール同様,VineLinux2.0 インストール時カスタムでインストールし選択するか,redhat のftp サイトからダウンロードし,インストールします.
squid の設定
- proxy(squid) のサーバ側の設定は,/etc/squid/squid.conf で行います.
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- acl localdomain src 172.21.88.0/24
- acl mydomain src 130.153.140.0/24
- http_access allow localdomain
- http_access deny all
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- で、172.21.88.0 以外からの proxy の使用を禁止します。
- localdomain は aclname であり、自由な名前をつけられます。
- さらに以下の様に3行で記述しますと,allow を localdomain,mydomain に対して行えます.これが現在の設定です.
- http_access allow localdomain
- http_access allow mydomain
- http_access deny all
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- 特定の host に対して許可を取ることも可能です。
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- ftp は以下のものを追加しないと使えません.
- ftp_user Squid@cube.ee.uec.ac.jp
- ftp をブラウザに表示する時の文字数を指定出来ます.
- ftp_list_width 32 これで 32文字表示 出来ます.
- また, squid は,DNS の名前解決した結果もcache に残すことが出来ます.これにより,DNS server の負荷を下げられます.
- cache_dns_program /usr/lib/squid/dnsserver
- 次の設定で,DNS serverに同時にアクセスさせる子プロセス数を指定出来ます.
これによりproxyServerに同時に複数人からアクセスがあった際にも,URLの名前解決を高速化することが出来ます.
- dns_children 5
- cache_dir ufs /var/spool/ 200 16 256
- この設定で,cache-Directry をどこにどのように作るか指定出来ます.
- squid のversion によっては,ufs をつけないとsquid がDirectry を作成する際にエラーがでます. また数字は 一番左が cache の容量になります. 残りの数字はその中につくるDirectry の数です.
- また,proxy(squid)は,クライアントの設定も必要です.
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squid の問題
- squid をshutdown するときは,squid -k shurdown とします.
- squd は独自のfilesystem を持っている? らしくkill で強制終了すると
- /var/spool/squid の df と du のコマンドの結果が違うという現象が起きます.
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