研究室 Private Subnet の設定報告

2000.7.13 ver.1.00 by R. Saito

研究室の Private Subnet の設定について報告します。 用語の説明 をあわせてご覧下さい。

  1. Private Subnet 172.21.88.0 を作りました。Subnet mask は、 255.255.255.0 Gateway 172.21.88.1 です。この address は、電 通大内の取り決めによって、network 委員会から承認されるひつよ うがあります。また、172.21.0.0 は電通大が対外的にも使うこと を認められた IP address ですから、電通大以外のいかなるところ でもこの設定をしてはいけません。
  2. Gateway の PC と PC UNIX として、Vine Linux ver. 2.0 FTP version (Free) を用いました。Dell PC を購入しました。 network card が 2 枚必要です。
  3. 研究室の Work station を従来の 130.153.140.0 上にX 端末 や PC を全て 172.21.88.0 上におきました。X 端末の tftp server は172.21.88.1 におきました。また、研究室の Work Station と Gateway の PC は、130.153.140.0 上の 一つの Swiching HUB の下におき、packet が外に出ないようにしました。
  4. gateway のサーバとして、in.tftpd, gated, named, dhcpd squid, samba, ntpd などを設定しました。特に 最新 の Gated を 導入することにより RIP 2 の形式で通信が出来るようになりました。
  5. 特に、in.tftpd はソースを一部修正して、古い X 端末でも file が get 出来るようにしました。172.21.88.0 からの Web の 情報は squid をつかって、proxy server 経由で取り込むことにし ました。proxy を使うことによって、かなり高速な通信が出来るよ うになりました。
  6. PC は全て Local Subnet にはいったので、Microsoft Network で研究室共有 folder を設定し、さらにこの folder を Samba をもちいてPC UNIX 上におくことにしました。これにより UNIX の file のように、どの PC からも同じ個人 file を使うこ とが出来ます。
  7. ntpd で 全ての PC は、時間を正確に network から取り込む ことが出来るようになりました。
  8. Subnet 上に remote Network printer を設定し、Microsoft Windows と Unix 両方から印刷できるようにしました。
  9. 全ての研究室内通信は、100 Base T の理論値に近い値を出す ことができ、快適な Network 空間を作ることが出来ました。

この設定は、主に M2 の清水 隆範 君、U4 の 布田 将一君 が 中心になって行いました。また floor 配線は、才木先生にやって いただきました。さらに 研究室の多くの人に network 配線や PC の移動 ラベル張りなどの作業を手伝ってもらいました。みなさん 協力どうもありがとうございました。


管理者: rsaito@ee.uec.ac.jp,