更新日:2004.08.26 オープンキャンパス案内期日:2004年7月29日(木)、30日(金)
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体験授業 | |||
時 間 | : | 11:40〜12:30 | |
場 所 | : | 物理B棟301号室 | |
テーマ | : | ナノの世界:物質のサイズ・構造・物性 | |
講 師 | : | 谷垣 勝己 | |
概 要 | : | 私たちのまわりには様々なサイズがあります。光年という宇宙の世界からオングストロームという原子の世界まで広範囲の広がりがあります。これらのサイズ中で、マイクロ(10-6)からナノ(10-9)の世界は、私たちが経験する物質の性質 と関係する重要な機能を生みだす基本的大きさの世界です。 量子的な物性が発現するナノのサイズの領域とはどのような世界でしょうか。また、ナノの構造体はどのようにして作ることができるのでしょうか。本講義では、ナノの概念とナノ構造の作成法とその応用を講義します。物質のサイズがこのような小さいサイズになると種々の私たちの暮らす世界とは異なる量子の世界が現れてきます。さあ、この授業でこのような世界へ一緒に足を踏み入れてみましょう。 | |
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体験コーナー | |||
時 間 | : | 10:30〜16:00 | |
場 所 | : | 理学総合棟2階 | |
テーマ | : | 光が語る物理 | |
講 師 | : | 岩長 祐伸 | |
概 要 | : | 物理学のさまざまな分野で多用されている測定手法として分光法があります。オープンキャンパスでは、簡易分光器を通してさまざまな光源を眺め、光を分解する「分光」を実感していただくととともに、背景となっている光の性質を解説します。研究に用いる装置のデモンストレーションも行う予定です。 | |
研究室公開(1) | |||
時 間 | : | 10:30〜16:00 | |
場 所 | : | 物理A棟1階 | |
案内担当 | : | 松村 武 | |
概 要 | : | 物理学は,けっして数式の変形をすることが目的ではなく,自然界で起きている現象を実験によって調べていることを,日ごろ研究に取り組む学生と教官によるおもしろい実験の実演をとおして体験してみよう.6研究室が,それぞれ自前の実験を用意してお待ちしております. | |
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研究室公開(2) | |||
時 間 | : | 10:30〜16:00 | |
場 所 | : | ニュートリノ科学研究センター | |
テーマ | : | 「素粒子を体験しよう!」 | |
案内担当 | : | 白井 淳平 | |
概 要 | : | 物質は何からできているのか? その究極の姿を求めて、ここニュートリノ科学研究センターでは、最先端の素粒子実験が活発に行なわれています。1つは、謎の素粒子ニュートリノへの挑戦です。岐阜県神岡町の地下にある世界最大の液体シンチレーター(光る液体です)を使った検出器「カムランド」の最新データがここで解析されています。また巨大加速器の実験による、物質と反物質の謎への挑戦も行なわれています。ここでは素粒子検出器の一端に触れ、カムランドの最新データを見ていただきます。また解析装置を操作して素粒子反応の体験もできます。ミニ講演や大学院生によるやさしい解説も楽しめると思います。 | |
研究実演 | |||
時 間 | : | 10:30〜16:00 | |
場 所 | : | 物理A棟1階 | |
テーマ | : | 摩訶不思議! ミクロに見る物質の世界 - 理論解析とシミュレーションで探る - | |
案内担当 | : | 泉田 渉 | |
概 要 | : | 電子や石ころなどはたったひとつでは動きは単純です。しかし、それらがたくさん集まると、単独では想像できないような振る舞いを示します。固体中の電子は相互作用をし合って、磁性や超伝導などの性質を示します。異なった種類の砂を混ぜると、それらが自然と模様を作ることがあります。神経細胞が電気信号を送りあい、結果として人は考えることができます。このような現象をどのように理解し、説明すればよいのか?我々は日々取り組んでいます。 それらの研究をわかりやすく実演します。最先端の研究に触れてください。 | |
公開レクチャー | |||
時 間 | : | 15:00〜16:30 | |
場 所 | : | 理学総合棟745号室 | |
テーマ | : | 宇宙から素粒子へ−素粒子論的宇宙論とは− | |
担 当 | : | 諸井 健夫 | |
ビデオ上映ならびに学生との懇談 | |||
時 間 | : | 15:00〜16:30 | |
場 所 | : | 理学総合棟745号室 | |
テーマ | : | 元素誕生の謎にせまる | |
担 当 | : | 萩野 浩一 | |
概 要 | : | 生命や物質はすべて炭素や酸素などの元素から成り立っています。現在この世にある多様な元素は、宇宙の創造と進化のなかでどのように創られたのでしょうか?ビデオ「元素誕生の謎にせまる」を題材にして、元素の誕生・進化の歴史に関する最先端の研究を紹介します。 | |
キャンパスツアー | |||
時 間 | : | 1回目10:30〜 2回目13:30〜 | |
場 所 | : | ニュートリノ科学研究センター | |
テーマ | : | 「素粒子を体験しよう!」 | |
案内担当 | : | 白井 淳平 | |
概 要 | : | ニュートリノ科学研究センターでは素粒子物理学の最重要課題である「ニュートリノ」と「物質反物質の対称性」について最先端の実験的研究が行なわれています。検出器や解析装置に触れ、また最新のニュートリノデータを見て、楽しんで下さい。そして何でも質問して下さい。 |
問い合わせ先 | ||
落合 明 | 物理系専攻事務室 | |
TEL: 022-217-6628 | TEL:022-217-6494 | |
FAX: 022-217-6480 | FAX:022-217-6498 | |
e-mail: oc@mail.clts.tohoku.ac.jp | e-mail: kyomu@mail.phys.tohoku.ac.jp |