理論グループのミーティングの報告

日時: 98/10/20
場所: 斉藤理一郎助教授教官室 西5-517

★☆★☆★☆★☆八木の活動報告★☆★☆★☆★☆
  1. xyz2DRC (xyz 座標からDRC計算の入力データの作るプログラム) の改良 2
    温度をもとに、分子の回転、推進、振動を求めるものの作製報告
    ・ドープ分子 → 回転と、推進の比を正確に計算で求めてない!!
    (今回のでは回転と推進の比が 1対1である) そこで次のようにして、 それぞれの速度比を求めると良いと先生より説明。
    1/2 Mv**2(推進) = 1/2 I ω**2(回転) =3/2 kT
    この様にして回転と推進の速度比を求める。この時の M と I は、
    I = miri**2 の和をとったもの
    M = mi の和をとったもの
    そこで、次のような比が求まり、それを用いて回転と推進の比を求める。
    t = v(回転) / ω = √(I / M )
    母材分子 → 乱数を半分に与え、残りはその値に符号を変えたものを入れる
    ↓↓先生の説明
    違う方法で行ない、回転成分も無くなるようにする。
    1, 乱数で全ての値を入力
    2, 1/2 mv**2 = 3/2 kT となるような v を求める。
    3, x,y,z 成分それぞれの運動量を求め、和が0になるようにする。
    4, x,y,z 軸それぞれの回転成分を求め、 和が0になるようにする。
    5, 3,4 の条件を崩さずに、 運動エネルギーが 1/2 mv**2 とほとんどずれないような値にする。
    今週の課題
    プログラム作製。
    formu98 の作製。