ポップアップメニューの利用

作成手順（このプログラムの場合）

• standardページのコンポーネントのポップアップメニューをフォームの適当な 位置に配置します。
• 配置したコンポーネントをクリックして　Itemsプロパティー の右側の「…」 をクリックします。
• メニュー項目を編集するウィンドウが出てくるので、編集する項目をクリックします。
• Captionプロパティに項目の表示名を「終了」と書きます。
• 続いてイベントページを開いてOnClickイベントの右側の欄をダブルクリックします。

  void __fastcall TForm1::Exit1Click(TObject *Sender)
  {
  
  }
  

  　と表示されるので、｛ と ｝の間に

      midiOutReset(MidiOut);
      midiOutClose(MidiOut);
      MidiOut=0;
      Close();
  

  を書き入れます。

• 以上で、プログラムを実行中にフォームの中で右クリックすると、終了メニューが 出てくるようになりました。

ポップアップメニューの有効範囲指定

• このポップアップメニューはフォームのどこででも右クリックすると出てきますが、 メニューの出る範囲を指定したい場合は、その範囲の中でマウスの右クリックを感知して 手動でポップアップメニューを表示させるようにします。
• Popupコンポーネントの AutoPopupプロパティをfalse にします。
• 例えばこのプログラムの場合、Panel2の中だけで有効にしたい場合は、Panel2 の OnMouseUpイベントに

  	if(Button==mbRight) PopupMenu1->Popup
        (X+Form1->Left+Panel2->Left,Y+Form1->Top+Panel2->Top);
  

  を追加します。
• Popupメソッドで指定するX,Y座標はスクリーンの左上を原点としていて、 OnMouseUpイベントの引数のマウスのX,Y座標はPanel2の左上を原点としているので、 座標を変換する必要があります。