高田様、今日は、グェン@木村・斉藤研です。 今日のミーティングの報告をお送りします。 ====== 1996年4月24日のミーティングの報告 ============= 1)今日やった内容 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自分で作成してきた加算器のソースファイルを画像技研にあるMax+PlusII でコンパイルしてみました。操作方法、特にシミュレーションが電通大にある leapfrog とかなり違っていたのでいろいろ迷いました。 松尾のソース : 条件付代入文でエラーになって、コンパイルできません でした。今の所、原因が Max+PlusII の設定が悪いのか、 Max+PlusII がそのような構文をサポートしていないのか 分かりません。 グェンのソース: 変更を少し加えるとコンパイル出来ました。エラーは ありませんでしたが、warning が沢山出ました。シミュレー ションも出来ましたが、leapfrog 上では正常に動作した ものの、Max+PlusII では全く違う結果が出ました。1 と 2 を入力に入れると和の3が出力されますが、O と O を 入れると0でない値が出力されました。また、遅延時間が 非常に長く、入力が早く変動する時は出力が不安定になっ ていました。ソースの何処かで、間違えてあるモジュール の出力をそれの入力に戻すため、回路が発振すると思われ ます。今後、回路構成を再考し、冗長な部分を取り除き、 遅延時間が短くなるようなモデルにしなければなりません。 #leapfrog のシミュレータは信号の遅延時間を無視する ので、回路の実際の動作をチェックすることが難しいです。 2)今日の課題 ~~~~~~~~~~~~~ 加算器と乗算器の設計を完成し、それを用いて内積を計算する回路を設 計する。