Leonardo Spectrum の使用方法(2001)
論理合成ツールであるLeonardo Spectrum-Altera のライセンスを 2001年 10月 7日に取得した。Leonardo Spectrum-Altera はMaxplus2 のハードマクロLPM に柔軟に対応しており、VHDL の記述においてハードマクロの部分を空にしても合成することができる(edif ファイルを作ることができる => PEAK VHDL では出来なかった)。ここにはそのLeonardo Spectrum-Altera の論理合成ツールとしての使い方を示す。
Leonardo のマニュアル(pdf,5.6Mb)
- VHDL ソースの選択
- Leonardo Spectrum を起動する。=> 図 1
図 1
- 図 1の赤丸でくくったOpen Files をクリックする。
- 合成するソースファイルの選択
- 階層設計により複数のソースを選択する場合は最上位のソースファイルをいちばん最後に読み出す。
- 階層段階を間違えた場合はInput 画面に表示されているソースファイルをドラッグ&ドロップで移動することができる。
- ワークディレクトリの設定
- 図 1で青丸でくくったWorking Directory をクリックする。
- 合成後のedif ファイルの出力先を指定する。
- 指定したらset をクリックする。
- デバイスの選択
- Technology からデバイスファミリを選ぶ
- Device からデバイスを指定する。
- Speed Grade はデバイス名の最後のハイフン以下を指定
(例) EPF10K200SRC240-3 なら -3 を選ぶ。
- ここで指定したデバイス情報はMaxplus2 で使うacf ファイルに書き込まれる。
- 最適化方法の指定
- Constraints のClock Frequency は動作希望周波数を設定する項目。
- Optimaize Effortは動作希望周波数に近づける努力を設定する項目。右側に行くほど良い結果を導き出すが時間がかかる。
- 論理合成
- 以上の設定が終わったらRun Flow ボタンをクリックする。
- エラーがなく合成が終了するとFinished Synthesis run と表示される。
- edif 、acf ファイルがWorking Directory にあることを確認する。
- エラーの表示
- エラーが表示されると、エラー内容と行番号が表示されたら、ソースファイルを修正する。
- 再度合成するときは、修正後 Run Flow をクリックする。
(01.10.09 ,by inari)
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