第九回(98/06/16)のコメント

1 週間がだんだん短く感じるようになりました。また問題が難しく なったのでしょうか、1 週間でまとまった発表が聞かれなくなりま した。課題を大きなものにする場合には、1 週間でできる 小 project に分散することが必要です。そしてその小 project はき ちんとまとめることが、大きな成果につながります。大きな成果を 出す為には計画と正確な実行が必要だと思います。

発表の内容が最近散慢になっていると思います。問題の背景と問題 点、そして今週の成果をまず話して下さい。次に成果の具体的な説 明や重要なポイントを示すことが必要です。

発表は、口頭文書とも発表の練習の場だと思って下さい。内容を十 分理解して話す内容を良く考えて発表して下さい。

山岡君の プログラムはこれで動くとは考えられません。プログラ ムを洗練した物に直す必要があります。洗練したものとは、動作を もっと小さい単位で確認して積み上げたプログラムである必要があ ります。でないと何故動かないかという問題点を見つけることはで きないと思います。また最も重要なことは、プログラミングには、 集中力が必要だと思います。集中力のない精神構造では、物事をう まくするめることは出来ないと思います。

沼君のプログラムの進歩は認めます。この visual c++ で作ったプ ログラムを使って、山岡君の 動かないところを独立に作って下さ い。院生の研究は、学部生の研究の進行に左右されないことが必要 です。

8255 と vhdl の vector 転送は、2 人に独立な課題として課しま す。vhdl と memory の vector 転送と floating point 計算は、 夏休み前の山岡君の課題とします。Interface のより発展、(対角 化のプログラムとの接続も含めて) は、沼君の課題とします。 時間を有効に利用して、前進して下さい。


rsaito@ee.uec.ac.jp