理論グループのミーティングの報告
日時: 98/06/16
場所: 齋藤理一郎助教授教官室 西5-517
山岡は前回より引続きハンドシェークによりメモリの操作をおこなうことを目的とし、VHDLを作成した。
まず、山岡が説明を行なった。
<ハンドシェークによるメモリ操作>mem15.vhd
(component:mem_ctrl.vhd)
-
(ソース説明)
-
前回のソースと、全体的な流れとしての設計思想は同じである。
Aポートを双方向ハンドシェークモード(mode2)とし、また、ボード上のメモリ4つ分(32ビット)を扱うことのできることを目的としてVHDL記述を行なっている。
前回までは、共通の信号を使用するために1つのprocessで複数の処理をさせていたが、これによりprocessの起動回数が頻繁になり誤動作する恐れがあるので、ここでは操作単位にprocessに分割し、並行的に動作をさせるように記述した。
-
(齋藤先生より)
-
今のVHDL記述はとても繁雑であるので、各動作レベルにおけるVHDLをまず記述し、それを繋げて1つのものとすように勧められた。
-
以上 山岡 98/06/16/13:00
次に、沼さんが説明を行なった。
<メモリ動作検証のWindows版>C++ builder用ソース(Zip形式)
C++ソースファイルUnit1.cpp 、プログラムのフォームmemwin2.gif
-
(ソース説明)
-
前回のプログラムの続きで、今回はデータファイルが読み込めるようにした。操作方法は、第6回目のプログラムと同じ。ただし、「開く」ボタンを押すと、「ファイルを開く」ダイアログボックスが開き、そこからデータファイル(*.dat)を読み込むようになっている。そのデータは、「入力データ」の下に表示される。ファイルを開いた後、基底アドレスを入力するようにダイアログボックスが開かれる。そこで、アドレスを入力した後はデータが自動的に読み込まれ、その動作が「ステート表示」のところに表示される。
アドレスのセットやデータの読み込みなどは前回と同じだが、その動作も「ステート表示」に表示される。そして、「保存」ボタンを押すと、「ファイルの保存」ダイアログボックスが開き、そこから、「ステート表示」の結果をログファイル(*.log)に書き込むようになっている。また、ボタンのところにカーソルをあてると、操作のヒントが表示される。
-
以上 沼 98/06/16/20:00