理論グループのミーティングの報告

日時: 98/12/01
場所: 齋藤理一郎助教授教官室 西5-517

山岡は 2 つの FPGA 間のバスの使用割当を、沼さんは 評価ボード上での DRAMコントローラ を作成し、これの動作、ソースの説明を行なった。

山岡

FPGA 間 のインターフェース 56 bit を有効にかつ今までの計算手法を維持するために、以下のような 使用割り当てが最適と考えた。

FLEX 1st と FLEX 2nd のインターフェース : 56 bit

用途bit方向
データバス32双方向
アドレスバス17FLEX 1st → FLEX 2nd
コントロールバス5FLEX 1st → FLEX 2nd
データバスの方向制御1FLEX 1st → FLEX 2nd
計算終了信号1FLEX 2nd → FLEX 1st
以上 山岡 98/12/01/12:10

<DRAMの読み書きの検証>ソースはこちらDRAM2.vhd

(ソース説明)
このDRAM検証プログラムは以前山岡君が作ったmem15.vhdに改良を加えたもの。
まず、操作を実行する部分において、読み込みサイクルおよび書き込みサイクルが終ったとき、次はリフレッシュサイクルに来るようになっている。そして、次に読み込みまたは書き込みサイクルがくるまでそのリフレッシュサイクルは行なわれる。
それから、PCからアドレスのデータを入力するとき、16ビットのデータを8ビットずつに分割して行アドレス、列アドレスとしてDRAMのaddressに入力する。
また、リフレッシュサイクルは15.6us毎にリフレッシュされるようにリフレッシュカウンタ用意されている。また、リフレッシュサイクルでは行アドレスを指定してリフレッシュするため、リフレッシュ・アドレス・カウンタを設ける必要があるが、ここではそれをDRAM内部で行なうため、そのカウンタは必要ない。
(齋藤先生のコメント)
このプログラムが完全に動作できるように、最初のPCとFPGAの入出力のところから作り直すように言われた。
また、このDRAMの読み書きをUP1エデュケーションボードや新しく基板を作り、そこでできるようにしてはという提案があった。
以上 沼 98/12/01/16:00