第一回(97/05/06)のコメント

第一回では齋藤から PCI ボード上の基本設計の 図及びその説明があった。 (~rsaito/tex/VHDL/pci.tex)。この 図が適当であるか、高田さんと 5/8 に 議論してもらうことになった。現在 は ver 1.00 であり、今後もどんどん 実態に応じて変更していく予定。

浮動小数点数の加算器において、shift する量が 仮数部の bit 数よりも 多い場合には、shift する意味がない。ここで足し算を中止し、処理速度 を向上したい。

浮動小数点数の加算器/乗算器において、仮数部の最も小さい bit での 丸め処理の意味が不明。ここの丸め処理を省くのが適当と考 える。

浮動小数点数の乗算器において、仮数部の掛け算を行う前に、指数部の 値によって処理を中断したい。多くの浮動小数点数の乗算は、0 をかける ということが多く存在する。これを無意味に計算をしたくない。

内積演算をするときに、a_i * b_i で a_i と b_i を register に そろえる段階で、a_i or b_i が 0 と評価できるときには、演算か ら外す前処理が欲しい。

前処理を専門に行うのが GL chip と考えてたい。

第一回(97/05/06)の課題

SRAM を GS の verctor register として使えるかを高田さんに聞 いてくる

対角化のプログラムで、ハウスホルダー変換(松尾君) と残りの並 列化可能部分 (2 分法、逆反復法, ハウスホルダー逆変換) の原理 を八木君との議論で理解し、八木君によって作られたプログラムが PCI ボード上の基本設計での処理が可能かを検討する。

浮動小数点数の加算器/乗算器の block 図等を完成し、xfig でま とめる。

SIMM, PCI ボードの原理を説明する。

第一回(97/05/06)の発表での細かな注意

30 分で要領良く説明できるような準備が必要。

computor 上の file は 666 で 作成する。EUC コードで作成する (perl で検索できるようにする)。

LaTeX の file で 文章を作った場合には、図の file 名等を表示する。 (~rsaito/tex/VHDL/pci.tex を参照)。


rsaito@ee.uec.ac.jp