第3回 (97/05/20) のコメント

松尾君の ver. 2.01 の GL の構成は理解しました。 GL の方も入出力の bus を 2 つ持つ方が良いと思います。

ハウスホルダー変換での基本的なデータの流れは、これで ok です。 loop によって iterative に行うところは、loop の表現で書けば 良いと思います。loop の中の 1 つ前の処理を次の loop の空いて いるときに行う場合があると思いますが、その場合の表記を明確にする 必要があります。

GL から GS に データが流れる場合、同じ ベクトルが何回も読み 込みだけに使われています。(w_k etc) これは、GL と GS の間に SDRAM をつけるのが適当だと思います。容量は、w_k, p_k の 2N word (1 word = 8byte) 程度だと思います。ver. 2.02 にしてはど うですか?

通信量と演算の関係についての文書を加えておいて下さい。線形計 算において、やはり本質は 通信量と演算 が 1:1 に近いというこ とにつきると思います。従って、流れを書く時にも通信量と演算 が 1:1 であることを想定して作って行けば良いと思います。

第3回(97/05/20)の課題

対角化のプログラム上で、VHDL を 用いないで、基本的なデータの 流れを作る作業を、完成する。方針は 2 回の コメントに記しまし た。

memory cash の構造について、高田さんから聞く。

高田さんに、行列計算における data 通信量と演算量の関係を説明する。 1GFP にするには、30 個の GS (or GM) が必要です。

第3回(97/05/20)の発表での細かな注意

資料が用意され良かったです。これをそのまま報告に使ったのも良 かったです。あとは、流れを完成させて、基本方針を完成させるだ けです。その次にこの 基本方針を VHDL で全て記述して、 simulator にかける作業に入ります。これが 6 月の方針です。
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