第4回 (97/05/27) のコメント

Nguyen 君 の 2 分法の構成 逆反復法の構成を理解しました。 松尾君の逆反復方も十分な情報を持っています。

これで GS の基本設計が終りましたので、次にGS を実際に VHDL で設計することを次の課題として下さい。

まず、それぞれの機能をGS に独立に実現してみて下さい。 次に、重複する機能を配線によってとります。

実時間での実行は、設計と並行して重要な課題になります。 これを是非パソコン上で出来ることが望まれます。

将来の課題としては(今この課題は解きません。) 対称行列としての データの圧縮 と GS への配分方法の検討を考えたいところです。

また現設計ですと GS の数は 3 では足りません。これを 30 でも 64 でも出来るような ボードの設計が望まれます。

従来の並列 machine と本質的に異なることは、GS 間の通信速度も GS 内の通信速度と同じであることです。また同時に同じ データを 与える バスと、独立に使えるバスの 2 つがあることです。後者を もう少し拡張するのなら、バスを共有する LSI の数を流動的に変 更できると面白いと思います。

第4回の課題

それぞれの機能をGS にVHDL で独立に実現し、シミュレータ 段階で実現していることを示す。シミュレーション の 段階で file からの入出力を可能にする。

第4回の発表での細かな注意

口頭の発表は大部なれてきました。後は、文書の内容が簡潔でかつ わかりやすいことが望まれます。また部分的に切りだしても使うこ とが出来るような、self-contained な定義を示して下さい。
rsaito@ee.uec.ac.jp