フラーレンナノチューブネットワーク
研究会のご案内
平成12年度第3回研究会 日時: 2001年6月14日(木)〜15日(金) 場所: 東京工業大学 理学部第二会議室 (本館3階) 東急目黒線・大井町線大岡山駅 平成12年度第3回研究会は、科研費の研究成果を公表する最終段階 の会議であり非公開で行います。科研費のメンバーでない限りご出 席は出来ませんのでどうぞご了承下さいませ。 科研費の終了後に行います。予定しました 3 月の研究会はなくなりました。 総括班は、さらに 1 年あるそうですので、旅費の工面がつかないひとは、 総括班からのサポートがあるそうです。5/14 (月) までにご報告下さい。 成果報告の論文別刷りは 5 月 末日までに、領域代表に郵送下さい。 平成12年度第3回研究会プログラム ○ 平成13年6月14日(木) 10:35 はじめに 10:40 片浦 弘道 ナノチューブおよびピーポッドの光物性 11:00 安藤 義則 ナノチューブのミクロ構造解析と材料科学への応用 11:20 大島 義文・平山 博之 カーボンナノチューブ同士のナノスポットウェルディング 11:40 末木 啓介 ナノネットワーク物質合成における金属の役割と精製法 (12:00〜1:00pm 昼食) 1:00 粕谷 厚生 VI, III-V族ナノチューブの電子的機能の開拓 1:20 鈴浦 秀勝・安藤 恒也 カーボンナノチューブの磁場効果と量子効果 1:40 齋藤 理一郎 カーボンナノチューブの螺旋度に依存した物性探索 2:00 田村 了 ナノチューブ接合系の電流・電圧特性 2:20 野村 一成 カーボンナノチューブのSTM/STS 2:40 S. Mandel・坂口 浩司 フェムト秒光伝導性AFMで探るナノチューブの単一分子光物性 3:00 coffee break 3:20 齋藤 弥八 ナノチューブの合成、構造評価とエレクトロニクスへ応用 −ナノチューブフィールドエミッタを中心に− 3:40 田路 和幸 磁場制御アークプラズマ法による均質な単層ナノチューブの合成と その物性 4:00 赤阪 健 金属内包フラーレンの構造、物性と機能 4:20 久保園 芳博 金属内包C60の高効率合成・構造解明と新物質開発 4:40 菊地 耕一 金属内包フラーレンと高次フラーレンの合成と新規物性の開拓 5:00 小澤 理樹・大澤 映二 三次元螺旋フラーレンの数値モデル 5:20 coffee break 5:40 京谷 隆 Y型ゼオライトの規則性空間を鋳型として利用したカ−ボンナノ ネットワーク構造の構築 6:00 若林 知成 フラーレン生成に関与する炭素クラスターの分光研究 6:20 加藤 立久 金属内包フラーレンの分子物性の分光学的研究 6:40 日野 照純 電子分光法を用いたフラーレンネットワーク構造と電子状態の相関性探求 7:00 〜 全体会議 ○ 平成13年6月15日(金) 9:00 高田 昌樹 MEMによるフラーレン化合物の電子密度レベルでの構造研究 9:20 斎藤 晋 電子構造計算による各種フラーレンの物性理解と物質設計 9:40 小間 篤 フラーレンおよびその化合物のヘテロ構造化による新物性の探求 10:00 小林 郁 新しい構造を持つ金属内包フラーレンの理論予測と物性解明 10:20 澤田 信一 フラーレン、ナノチューブネットワークの電子状態及び生成過程の 理論的研究 10:40 coffee break 11:00 溝口 憲治 フラーレン固体の電子状態の圧力下ESRによる研究 11:20 山中 昭司 シリコンクラスレート及び関連する新規シリコンナノネットワークの 構築と物性 11:40 谷垣 勝己 クラスレート系構造化合物の合成・構造・物性 (12:00〜1:20pm 昼食) 1:20 市田 正夫 金属及び半導体単層カーボンナノチューブにおける光励起キャリアーの 緩和ダイナミクス 1:40 小林 本忠 ナノチューブ、フラーレンへの種々の物質添加と局所構造制御による 新奇物性の探索 2:00 鈴木 修悟・中尾 憲司 アルカリ金属ドープC60および金属内包フラーレンの物性の理論的研究 2:20 舟橋 正浩 液晶−フラーレン超構造の創製とその電子物性 2:40 都賀谷 素宏 フラーレンの高温高圧処理による新炭素固体相の探索 3:00 coffee break 3:20 大嶋 孝吉 フラーレンを用いた強磁性体の探索と物性研究 3:40 石井 知彦 磁性金属錯体−C60−電荷移動錯体の合成・磁性および電子構造 4:00 吉村 雅満 半導体凹凸基盤を用いたフラーレン分子鎖の構築 4:20 岩佐 義宏 炭素ナノネットワーク物質の開発と物性 4:40 真庭 豊 シリコン及び炭素フラーレンネットワーク系の構造と電子状態 5:00 丸山 有成 ナノチューブバンドルのSTM/STS評価とCe-C60錯体の磁性 5:20 木村 薫 熱処理によるナノチューブの合成とゴトンネットワーク固体の開発 5:40 寺内 正己 EELS電子顕微鏡によるBNチューブおよびコーンの電子状態の研究
日時: 2001年1月15日(月)〜18日(木) 場所: 鎌倉市 鎌倉プリンスホテル
この国際シンポジウムの詳細につきましては、準備中のサーキュラー にてアナウンス致します。領域内外の方々の活発な研究交流の場と なることを願っております。
鎌倉プリンスホテルまでの交通 鎌倉プリンスホテルまでの交通 鎌倉 プリンスホテルは江ノ電の七里ヶ浜駅の近くにあります. 七里ヶ浜駅 までの交通 |東京駅からJR東海道線に乗り直通で藤沢駅に着きます (約50分)....
平成12年度第2回研究会・公開ワークショップ 日時: 2000年10月18日(水)〜20日(金) 場所: TOSEI HALL(東京生命金沢ビル8F, 地図 (50kb)) (920-0852石川県金沢市此花町7-8 電話076-263-3329) 内容 カーボンナノチューブ及びフラーレンネットワーク物質について、 ○ナノチューブの合成とプロセス技術、 ○ナノチューブ物性と機能、 ○ナノチューブの応用などのトピックスを中心に討論する. 領域外招待講演者坂東義雄(無機材研)、徳本洋志(JRCAT)、藤原明比古(東大理)、 D. Tomanek(Michigan State Univ.) 参加費 無料 連絡先 923-1292 石川県能美郡辰口町旭台1-1 北陸先端大学院 岩佐義宏 電話0761-51-1531 Fax 0761-51-1149 iwasa@jaist.ac.jp プログラム pdf (81kb) 形式 , Word 形式 , html 形式(表示のずれあり) ホテルは、 ガーデンホテル金沢 に部屋を確保してございますので、こちらをご利用いただきますよ うお願いいたします。当ホテルと会場の東京生命金沢ビルはともに 金沢駅前にあり、互いに徒歩5分以内の距離です。地図上で金 沢都ホテルのブロックと金沢ステーションホテルのブロックの間に、 堀川町交差点に面した何も書いてない白いブロックがありますが、 ここに、交差点に面する形で、東京生命金沢ビルがございます。駅 をおりたら、北鉄金沢駅方面左手に進みホリデイイン金沢の前の交 差点をわたって、北国銀行の向って左となりにあります。ビルの屋 上に「東京生命」の巨大な看板がありま すので、すぐわかると思います。 金沢ガーデンホテルの宿泊費は一泊一人6000円(税込み、食事なし) です。必要な方はご自分で朝食(1000円)の予約をおとり下さい。 懇親会費は一人6000円の予定です。 研究会の開始は10月18日の午後2時頃,終了は20日の正午す ぎを考えておりますが、プログラムの編成上、変更があり得ること をご容赦願います。 懇親会は10月19日の 6:15pm(夜)、ガーデンホテル金沢 2F にて 行います。 【宿泊の申込み方法】 直接、ガーデンホテル金沢(TEL: 076-263-3333)にお申し込み下 さい。ホテル予約の際は、科研費特定領域「フラーレン」の研究会 参加者である旨、予約係にお伝え下さい。出来るだけ早いご予約を お願いいたします。 平成12年度第1回研究会・公開ワークショップ 日時: 2000年6月7日(水)〜9日(金) 場所: 姫路商工会議所会館 670-8505 兵庫県姫路市下寺町43 TEL792-22-6001 内容:フラーレン、金属内包フラーレン及び関連ネットワーク物質 について、以下の観点から討論を行う。 ○新物質設計・合成と構造、 ○固体相の構造と物性・機能、 ○新固体相の探索と応用 交通: JR「姫路」駅よりバス5分、徒歩20分 参加費: 無料(懇親会は6/8夜予定。5,000円程度。) 申込先: 小林 本忠 (姫路工大・理・物質科学) 〒678-1297 赤穂郡上郡町光都3-2-1 fax 0791-58-0132 e-mail kobayasi@sci.himeji-tech.ac.jp ******************************* 今年度は、内容を少し偏らせて開催する予定で、第一回研究会はフ ラーレンを主にし たいと考えております。第二回は10/18-10/20に ナノチューブ関係を主に金沢で開催 される予定です。が、今回の 研究会においても、関連物質としてクラスレートその 他、もちろ んナノチューブ関係も歓迎です。 5月中旬頃に、講演を希望される方の講演タイトル、発表者名その 他をお知らせ願う ことになると思いますのでよろしくお願いしま す。 宿泊予約の御参考までに、 姫路商工会議所会館は駅の北東約1kmにあります。姫路城は駅北正 面約1km。飲食店は駅周辺に多くあり、飲み屋街は駅北西約0.5kmの 魚町、塩町が知られており ます。宿泊施設としては格安の旅館か らビジネスホテル・シティーホテル等駅周辺に多数あ ります。下 記が大手ホテルの一例で、single1泊のおおよその値段を書き添え まし た。いずれも駅から歩いて10分以内にあります。 ホテルオクウチ(0792-22-8000,0120-119020) 6,352〜(税・サ込) 姫路キャッスルホテル(0792-84-3311) 7,500〜(税・サ別) 姫路グリーンホテル(0792-89-0088) 6,700〜(税・サ込) ホテルサンガーデン姫路(0792-22-2231) 9,000〜(税・サ別) ホテル姫路プラザ(0792-81-9000) 6,000(バスなし)7,200,7,400(バスあり)(税・サ込) 姫路ワシントンホテルプラザ(0792-25-0111) 8,400〜(税・サ込) ホテルサンルート姫路(0792-85-0811) 8,030〜(税・サ別) -------------------------- 平成11年度第3回研究会・公開ワークショップ 日時: 2000年2月14日(月)〜16日(水) 場所: フローラシオン青山 (港区南青山4-17-58, 旧 東京青山会館) Tel. 03-3403-1541 〒107-0062 宿泊 478 名可能 交通: 地下鉄「表参道」駅 (銀座線、千代田線、半蔵門線), 各種時刻表 A4出口より徒歩5分 フラーレン、ナノチューブおよび関連ネットワーク物質について、 以下の討論を行う。 プログラム 1.物性解明と新物質設計 2.新固体相の探索と応用 参加費 無料 申込先 192-0397 八王子市南大沢1-1 東京都立大学大学院 理学研究科化学専攻 菊地 耕一 電話(0426)77-2536 Fax(0426)77-2525 E-mail kikuchi-koichi@c.metro-u.ac.jp 平成11年度第2回研究会・公開ワークショップ 日時: 1999年11月10日(水)〜12日(金) 場所: 二見館, 二見館(賓日館) 〒519-0602 三重県度会郡二見町江569-1 電話0596-43-2003 内容: フラーレン・ナノチューブ系とその固体相の成長機構の解明 と高効率合成,物性解明と新物質設計・合成,ならびに関連 物質の探索と応用に関して討論する.プログラム。 交通: 名古屋からJR「快速みえ」でJR二見浦駅(1時間45分). JR二見浦駅から、二見館送迎バスあり 大阪(難波)から近鉄を使う場合;近鉄宇治山田駅で下車 鳥羽行の三重交通バス(駅前の4番乗り場,毎時56分発) に乗り「二見」で下車(20-30分). JR二見浦駅,あるいは近鉄宇治山田駅から二見館まで 二見館に電話(0596-43-2003)すれば,マイクロバスで迎えに来てくれます. 自動車も ok 駐車場あり(40台分) 伊勢フリー切符あり(私鉄バスものれます。) 地図: 案内図 (70kB gif) 参加費: 無料 (宿泊等の料金は郵便振替 00840-1-67722 11/5 〆切) その他: 伊勢電子工業(株)の工場見学 (予定、希望者のみ) 連絡先: 三重大学工学部 齋藤 弥八 〒514-8507 津市上浜町1515 電話 059-231-9393 Fax 059-231-9394 kaken_mie@is.elec.mie-u.ac.jp 平成11年度第1回研究会 日時: 1999年6月10日(木)〜11日(金) 場所: 東京ステーション H (藤の間) 13:15-18:00, 9:30-17:30 公募研究の方々を加えての初会合となります。皆様ご出席下さい。 また、分担者の方々にも連絡をお願い致します。 懇親会: 東京ステーション H (松の間) 18:00 会費 2,000 円 平成10年度第1回研究会 日時: 1999年2月4日(木)、5日(金) 研究会会場: 東京工業大学・大岡山キャンパス 本館3階理学部第2会議室 (東急大井町線・目蒲線大岡山駅3分) 懇親会: 2月4日(木)午後6時30分〜 東京工業大学百年記念館・3階フェライト会議室 (会費は当日お願い致します)
C60 に続く、各種の高次・金属内包フラーレン、 さらにはカーボンナノチューブ系の合成の進展により、フラーレン・ ナノチューブ系の研究は、新しい物性科学の構築を目指す段階に至っ た。すなわち、「 原子 → クラスター分子 → 固体結晶 」という、 階層性を持つ共有結合ネットワーク物質の物性科学の構築である。 この、ネットワークトポロジーに依存して多様な性質を示す新しい 物質構築単位であるフラーレン・ナノチューブ系とその固体相に対 して、本領域では、成長機構の解明と高効率合成、物性解明と新物 質設計・合成、さらには、ナノチューブ系の応用をその目標に、総 合研究を展開する。そして、次世代技術の確立に向けた最重要物質 科学分野のひとつである本分野における、我が国の研究基盤の確立 をはかる。
研究項目:
A. ナノチューブの物性と新機能
A01 ナノチューブの高効率合成と精製法の確立
A02 ヘテロナノチューブの合成とキャラクタリゼーション
A03 ナノチューブの物性
A04 ナノチューブの構造制御と応用
B. 高次フラーレンと金属内包フラーレン:
B01 生成過程解明と高効率合成・構造制御
B02 電子状態研究に基づく物性解明と新分子設計
C. ナノチューブ・フラーレン集合体の開発と物性
C01 ナノチューブ集合体の物性
C02 フラーレン新固体相の探索と物性
C03 シリコンクラスレート化合物の固体物性