高田様 ITL> 内積計算機の応用について:例 ITL> c = a ・b ITL> 単純な内積計算を行うハードを考えると、長さNのvectorに対 ITL> して、通信量3N ( for vector a,b,c )演算量2N( Mult add) c は scalar ですので 2N だと思います。 ITL> であり、orderが同じなので、メリットがない。通信量O(N)に ITL> 対して演算量>>O(N)となるアプリケーションを探す必要があ ITL> る。そのとき、ソフトを介在させないでハード処理するため 内積をしてその結果を外にだすのではなく、内積計算は行列のなか の計算の routine として出てくる一つの機能として使う予定です。 従ってここで 通信量と演算量の比較は意味がないと考えています。 如何でしょうか? tip (または PCI カード) 内部での量の評価は 行列の入出力の通信量は O(N^2) で 演算量は O(N^3) です。 N = 1000 から 100,000 ぐらいが、よく使われる計算規模だと思い ます。N が大きくなると、一度に tip のなかに入れる量が限られ ますが、そこはアルゴリズムで O(N^2) の なかに収めることが 必要になって来ます。八木君にそのあたりのアイデアを与え現在 検証してもらっています。 ITL> に必要な機能を洗い出しておく必要がある。例えば、MD Chip ITL> におけるEwald波数空間でのsumはすべてのjについての Σ( ITL> 全てのiについて)sin( ki・rj )の形に表わせる計算を行っ ITL> ている部分があるが、この場合、Σの計算、sinの計算をハー ITL> ドで行って初めて通信量がO(N)となって、意味が出てくる。 MD chip を 応用して FFT の計算は出来ますか? -------- 電気通信大学電子工学科 齋藤 理一郎 rsaito@tube.ee.uec.ac.jp