>MD chip を 応用して FFT の計算は出来ますか? RT> 多分、FFTではなくて単純なDFTなら簡単にできるのだと思います RT> FFTができると嬉しいのですが、情けないですが出来るのかどうか RT> わからないのが正直なところです。 RT> Ewald法は3次元でDFTを行っているようなものだと理解していますが RT> もしそうだとすると、FEwalt法と言うような解き方は無いのでしょうか? RT> あとEwald法はcoulomb力について計算していますが、一般のポテンシャル RT> 関数を同じ方法で解くことは出来ないのでしょうか。 RT> もし、良い参考書等が有りましたら教えて頂けると有難いのですが。 私自身が FFT を直接使ったことがないのですが、FFT で知ってい ることは、 (1) mesh の 数が N=2^p (p = 2,3,....) に限られる。 (2) FFT の演算量が (N/2) log_2 N と普通の FT O(N^2) に比べ圧 倒的に少ない。 平面波 e^{ikr} を基底とする、電子状態の計算は FFT を駆使しま すが、結構これが対角化と同じぐらい 律速になっています。 NEC 基礎研究所の 杉野さん(sugino@sci.cl.nec.co.jp) というこ の道の人に ITL との共同研究の話をしたら FFT が欲しいという話 を 思い出しました。 参考書は、朝倉書店の C による数値計算 ISBN4-254-12053-2 (3,708 円) です。該当する部分は、ソースと併せて数頁ですので、 copy して 松尾君か グエン君に渡しておきます。 松尾君か グエン君 <= よろしく。出来れば ソースの部分を OCR (optical character reader) で読み込んでください。 Fortran の ソースもあります。必要でしたら御申しつけ下さい。 -------- 電気通信大学電子工学科 齋藤 理一郎 rsaito@tube.ee.uec.ac.jp