高田様、こんにちは、松尾@木村・齋藤研です。 恒例の meeting の報告です。 勝手ながら 13 回 と 14 回分を まとめさせて 頂きました。 それでは 失礼します。 =============================================================== 6/19 第13回 meeting の報告 ○Chip の設計 を行う。 ○RAM の部分は SRAM として考えておく。 ○分割出来ないか? =============================================================== 6/26 第14回 meeting の報告 ○ GL chip の設計 まず、ハウスホルダー変換の最初のステップでは、 Σを計算する必要が ある。 → Σ演算器の設計 L 段 パイプライン加算器を用いると、和が L分割 された状態になる。うまい方法で和を 得られるようにする。 A B | +---+ | | | こんな感じでやると、 +-+-+-+ | 完全には、和か求まらない。 CLK--+加算 | | | | | +--+--+ | | | +----+ | Q ○ ハウスホルダー変換・逆変換 と 2分法・逆反復法 で 必要とされる 演算器の違い。 ハウスホルダー変換・逆変換 の場合は 並んだデータにおいて、前後の依存関係 がないのでパイプライン演算器が向いている。 2分法・逆反復法 では、漸化式を計算しなくてはならないので パイプライン演算器は不適。 → 2方式の演算器が必要? ○ ルートの計算 幾つかの方法があり、それらを組み合わせることも可 1つ目 10進数 での展開法 は 中学校で習うが 2 進数でも話は同じ。 ! 1 10 +1 - 1 --! --- 100 100 + 0 - 000 ---! ---- 1001 10000 + 1 - 1001 ----! ----- 10101 11100 + 1 - 10101 ----- ----- 10110 111 ! の ところを 取って 1.011… 2つ目 他に ( 1 + a/x )^(1/2) の形に持って行き a/2x = X として 1 + X - X^2 + X^3 - … と 展開される(多分)ので 1 + … (1- ( 1 - ( 1 - X)X)X)X … と いうふうに 十分な精度になるまで 計算する。 これはパイプラインには向かないが、ルートは今のところ パイプ ラインである 必要はない。 回路規模、速度について... 調査中 3つ目 1つ目 or 2つ目 の 場合の 一部をテーブルにする。 →組合せ方の最適なものを見つける。 ○ グェン君のつくった、32bbit 掛け算器 bit長 32 bit 方式 ひと息で計算 デバイス FLEX10K40 デバイス速度 失念 ロジックセル 1760 計算速度 40 〜 60 ns ここからわかることは、64 bit に拡張すると ほぼ 4 倍 になり FLEX10K100 で ギリギリ 1個入る計算 速度は早いが ゲート換算の規模はそれほど大きくないはずなので 掛け算は ロジックセル の数で制限されそうである。 ○ 高田さんからの疑問点 行列の 次元N が 1万 10 万 と計算できるようになった時 計算の精度 、有効桁が足りるのか? 64 bit で十分か? とのことでした。 ============================================================ #ITL での定期ミーティングは今回で終了でよいのでしょうか?