UP1ボードの動作方法 (2001)


  • まず,peakFPGA 上での操作を説明します。
    1. 最初にpeakVHDLを起動する。

    2. "File"にある"New Project"を選択し、また"File"にある"New Module"を選択する

    3. "セーブをする?"と聞かれるので,"OK"を押す。するとダイアログボックスが現われるので、".acc"ファイルに名前をつけて保存する。

    4. 次に"New Module"の画面がでてくるので,その中の"Cleate Blank Module"を選択する。

    5. すると名前を求めて来るので,そこにモジュール名を記述する".vhd"。これによってVHDLが記述できるようになります。

    6. プログラムを書き終えたらセーブをして、上部のメニューにある矢印の形をした"COMPILE"というボタンを押す。するとコンパイルが始まり,構文に間違いがあった場合エラーの原因とその行が示されるので,それに従い間違いを直す。

    7. コンパイルが終わったら,次は論理合成を行います。
      メニューの"Synthsize"の"Option"を選ぶ。ここで右側にある"Device Family"から"Altera all Device(EDIF)"を選択する。そして左下にある"Include Synopsys Library"をチェックする。

    8. "File"メニュー で "Rebuild Hierarchy"を選択。

    9. "Synthesize"メニューで "Synthesize Selected"を選ぶと論理合成が始まります。 エラーがなければpeakFPGA は終了です。

  • 次に,Maxplus2上での操作を説明します。
    1. 最初にmaxplus2を起動する。

    2. "File"メニューから"Open"を選び、動作させたいプログラムの".EDF"ファイル選択する。

    3. EDF ファイルを開いたら"File"メニューで "Project" の "Set Project to Current File"を選択する。これでMaxplus2 にファイルがセットされます。

    4. "Assign"メニューの"Device"を選び、デバイスの名前とデバイスの種類を選択する。例えば"FLEX10k" の場合"FLEX10k"の"FLEX10K20RC240-4"であり、"max7000s"の場合は"max7000s"の"EPM7128SLC84-7"を選択します。そして"Device Options"を選択し、全部のチェックをはずす。

    5. "MaxPlus2"メニューのComplierを選択し、コンパイラのウインドウが表示されます。そこの"Start"コマンドでコンパイルが始まります。

    6. コンパイルに成功したら、同じく、"MaxPlus2"メニューのProgrammerを選択します。そして、JTAGメニューのMulti-Device JTAG Chain Setupを選びます。すると、下のようなウインドウが表示されるはずです。



      "Device Name"では使用するデバイスの名前を選択し、"Select Programming File"では,"FLEX10Kの場合はsofファイル""MAX7000Sの場合はjamファイル"を選びます。それで、右側の"Add"コマンドを選択する。そのあと、"OK"を選択しProgrammerのウインドウに戻る。

    7. Programmerのウインドウに戻ったら,FLEX10Kの場合"Configure",MAX7000Sの場合"Program"を選択すると、UP1エデュケーションボードへのダウンロードが始まります。



      エラーがなければMaxplus2 の操作は終了です。

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