オブジェクトの print 表現は、Lisp printer の出力形式です。タイプは(全て)、その print 表現を持ちます。あるオブジェクトが read シンタックスを持つ場合、それは Lisp reader の認識する入力形式のことです。(unreadable なタイプは除いて) print 可能なものは(また)、読み込み可能でもあります。しかし、(全ての) read シンタック スが、print シンタックスに対応しているわけでもありません (文字とリストを参 照)。
いくつかのタイプは、read シンタックスを持っていません。 (通常)これはそれを持っ ていても(特に)役立たないためです。それらのオブジェクトは、ハッシュノーテーショ ン (文字 `#<' の後に説明の文字列、(通常)タイプ名の後にオブジェクト名を続けたも の、を続け別の `>' で閉じたもの) で表わされます。
Lisp reader は、文字 `#' を読むと invalid-read-syntax エラーを出します。バッ ファタイプは、read シンタックスを持たないタイプの例になります。
(current-buffer)
=> #<buffer objects.texinfo>