Function: set-file-modes file-name mode
この関数は、 file-name のモードビットを mode に設定します( mode は integer でなくてはいけません)。 mode は下位 12ビットのみを用います。
Command: make-symbolic-link filename newname &optional ok-if-exists
この関数は、 filename に対し newname という名前のシンボリックリンクを作り ます。 ok-if-exists が nil の場合、 newname がすでに存在していると file- already-exists エラーを出し (訳注:signal)ます。 ok-if-existsが数値の場 合、(Emacsは) "newname がすでに存在しているか否か" の確認を要求します。 t の場合、古いファイルをただ削除します。
インタラクティブに呼ばれた場合、 filename と newname を求め(ミニバッファ に)プロンプトを出します。 ok-if-exists は処理されたプレフィックスアーギュ メントになります。
Function: add-name-to-file oldname newname &optional ok-if-already-exists
この関数は、 oldname と名指されるファイルに名前 newname を追加します。これ は、 newname が oldname に対する新しい "ハードリンク" になることを意味しま す。
この関数は VMS では無意味です。
newname の名前のファイルがすでに存在する場合、
Command: rename-file filename newname &optional ok-if-already-exists
この関数は、 filename を newname とリネームします。
filename が filename 以外の名前を持つ場合(i.e., ハードリンク)、 filename はその名前を持ち続けます。 ok-if-already-exists が nil の場合、 newname が すでに存在している場合 file-already-exists エラーを出し (訳注:signal)ま す。
ok-if-already-exists が数値の場合、 newname がすでに存在している場合、 (Emacs は)確認を要求します。
インタラクティブに呼ばれた場合、 filename と newname を求め(ミニバッファ に)プロンプトを出します。 ok-if-already-existsは数値です。
Function: copy-file oldname newname &optional ok-if-exists time
この関数は、 oldfile を newname にコピーします。
newname の名前のファイルがすでに存在している場合、
Function: delete-file filename
この関数は、ファイル filename を削除します。この関数は本質的に unix コマン ド rm filename と同じです。
ファイルが存在しない場合や削除できない場合、エラーになります。 Unix では、 ファイルは、それが書き込み可能であるかそのディレクトリが書き込み可能である 場合、削除できます。