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バックアップとファイル名のオートセーブ

分けるべきである!!

Function: backup-extract-version fn

SourceFile files.el

Function: backup-file-name-p filename

この関数は、 filename がバックアップ用のファイルとなりうるファイル名の場合 non-nil の値を返します。このファイルが存在している必要はありません(混乱し ている!!)。

UNIX では ~ で終る名前がバックアップ用のファイルの名前になりえます。

  (backup-file-name-p "foo")
  => nil
  (backup-file-name-p "foo~")
  => 3

Function: make-backup-file-name filename

この関数は、 filename に対する数値でない(訳注:non-numeric)バックアップ用 のファイルの名前を作ります。 UNIX ではこれは ~ を filename にアペンドする だけです。このファイルが存在している必要はありません(混乱している!!)。

  (make-backup-file-name "foo")
  => "foo~"

Function: auto-save-file-name-p filename

この関数は、 filename が make-auto-save-file-name で返されるうるストリング の場合、non-nil を返します。最初と最後に # を持つ名前は全て auto-save- file-name とみなされうる名前であり、その他の名前はそうではありません。

  (make-auto-save-file-name)
  => "/xcssun/users/rms/lewis/#file.texinfo#"
  (auto-save-file-name-p "#file.texinfo#")
  => 0
  (auto-save-file-name-p "file.texinfo")
  => nil

Variable: auto-save-visited-file-name

このグローバル変数が non-nil の場合、(Emacs は) バッファ(訳注:の内容)をそ れらが visit しているファイルにオートセーブします(いつ役に立つ???)。通常 オートセーブ用のファイルは make-auto-save-file-name で作られた名前を持ちま す。

Function: make-auto-save-file-name

この関数は、カレントバッファのオートセーブに用いるファイルの名前を返しま す。これはもとのファイルの名前の前後に # を付けたものです。

この関数は、変数 auto-save-visited-file-name を参照しません。それはこの関 数を呼ぶ前にチェックされてなくてはいけません。

  (make-auto-save-file-name)
  => "/xcssun/users/rms/lewis/#file-backup.texinfo#"

Function: find-backup-file-name filename

この関数は、 filename からバックアップ用のファイルの名前を作ります。既存の

ファイルに対しすでに多くのバックアップファイルが存在する場合、(それらの バックアップファイルは数値の付けられたバックアップファイルでなくてはいけな いわけですが) 削除する古いバックアップファイルのリストも作ります。

古いバックアップバージョンのどれを保持するかは、グローバル変数 kept-old- versions と kept-new-versions で決められます。

find-backup-file-name はその car が新しいバックアップファイルの名前であ り、その cdr が古い(訳注:バックアップファイルの) バージョンのリストである リストを返します。

下記の例において、`~rms/lewis/loo.~5~' は新しいバックアップファイルに対す る名前で `~rms/lewis/foo.~3~' は削除しなくてはいけない "余分な(訳注: excess)" バージョンです。

  (find-backup-file-name "~rms/lewis/foo")
  => ("~rms/lewis/foo.~5~" "~rms/lewis/foo.l.~3~")

User Option: kept-old-versions

この変数の値は、 (新しく)番号の付けられたバックアップを作る際に保持しなく てはいけない (最も)古いバージョンの番号です。バックアップ 1, 2, 3, 5, 6 が 存在しこの変数の値が 2 の場合、"最も古い" バックアップ 1 と 2 を保持しま す。kept-new-versions が 2 未満の場合、 3 を削除するようフラグが立てられま す。

User Option: kept-new-versions

この変数の値は、 (新しく)番号の付けられたバックアップを作る際に保持しなく てはいけない最も新しいバージョンの番号です。これは新しいバックアップをも含 みます。 0 以上でなくてはいけません。

User Option: auto-save-interval

この変数の値は、オートセーブを行なった後、次のオートセーブが行なうまでの間

に(Emacs が)キーボードから読み込む文字の数です。この数に達すると、Emacs は (再び)各ファイルのオートセーブを行ないます。

User Option: do-auto-save &optional no-message

この関数は、オートセーブすべきバッファを(全て)オートセーブします。オート セーブすべきバッファとは、オートセーブ可能なバッファで最後にオートセーブさ れてから変更が行なわれたもののことを言います。

no-message が non-nil の場合、 (Emacs は)標準メッセージ: Autosaving ... を 出力しません。

Function: recent-auto-save-p

この関数は、カレントバッファが最後に読み込まれるかセーブされた後にオート セーブされている場合 t を返します。

Variable: file-precious-flag

このグローバル変数が non-nil の場合、save-buffer はバッファをファイルに セーブする前にそのファイルのカレントの内容をバックアップファイルにコピー し、 I/O エラーに対するプロテクト(訳注:protect)を行ないます。 (あるモード では)特定のバッファで non-nil に設定されます。

Command: auto-save-mode arg

カレントバッファのオートセービングをトグルします。 arg を持つ場合、arg が 正の場合オートセービングを on にし、そうでない場合 off にします。


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