Function: generate-new-buffer name
この関数は、 (新しく) empty バッファを作り、それを返します。 name という名 前のバッファが存在しない場合、それを新しいバッファの名前にします。この名前 のバッファが存在する場合、`<3>' といった形式のサフィックスを付けます。
name がストリングでない場合、エラーになります。
(generate-new-buffer "bar") => #<buffer bar> (generate-new-buffer "bar") => #<buffer bar<2>> (generate-new-buffer "bar") => #<buffer bar<3>>
Function: get-buffer-create name
この関数は、 name という名前のバッファを返します。すでに存在している場合、 それを返します。まだ存在していない場合、作って返します。バッファはカレント バッファにはなりません。
("ユーザーにとってあまり重要でない一時的なバッファに対しては空白で始まる名 前を付ける" という慣例があります)
nameがストリングでない場合、エラーになります。
(get-buffer-create "foo") => #<buffer foo>
Command: kill-buffer buffer-name
この関数は、 (そのメモリーを全てフリーし) バッファ buffer-name を kill し ます。 nil を返します。
バッファが kill された後、そのバッファオブジェクトは killed buffer オブ ジェクトになります。 (複数の)killed buffer は、そのもとのバッファが eq で なければ eq ではありません。
その名前を見ることで、そのバッファが kill されているか否かを調べることがで きます。セクション 24.1 [バッファ名]、ページ 224 参照。
そのバッファがファイルを visit していて、最後に変更された後セーブされてい ない場合、ユーザーに "そのバッファを本当に kill したいのか否か" を尋ねま す。
(kill-buffer "foo.unchanged") => nil (kill-buffer "foo.changed") => nil
---------- Buffer: Minibuffer ---------- Buffer goo.changed modified; kill anyway? (yes or no) ---------- Buffer: Minibuffer ----------
Command: kill-some-buffer
この関数は、バッファのリストを見て、それが修正されているか否かを示す行をエ コーエリアに表示し、それを kill するか否かを(yes-or-no-p を用いて) 尋ねま す。答えが `yes' の場合、そのバッファをすぐに kill します。
バッファが変更されていて、それがファイルを visit している場合、(ユーザー に)それを kill してもよいのか 2 回尋ねます。
この関数はインタラクティブに用いるためのものです。