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ウィンドウを分ける

Function: one-window-p &optional no-mini

ウィンドウが 1つだけ存在する場合、non-nil を返します。オプショナルな no- mini が non-nil の場合、ミニバッファは(たとえそれが active であっても)カウ ントしません。

Command: split-window &optional window size horizontal

この関数は、 size 行を(トップウィンドウになる) ウィンドウに残し window を 2 つに分け、 window の残りの行を(新しい)ウィンドウに入れます。

size が存在しない場合、 window を同じ大きさに分割します (行があまる場合、 それは新しいウィンドウの方に行きます)。 window が存在しない場合、selected ウィンドウを分割します。

horizontal が non-nil の場合、 size カラムを(左側のウィンドウになる) ウィ ンドウに残し window を横並びに分け、 window の残りのカラムを(新しい)ウィン ドウに入れます。

インタラクティブに呼ばれた場合、 window は(デフォルトで) selected ウィンド ウになり、 size や horizontal はデフォルトで nil になります。

split-window は作られたウィンドウを返します。もとのウィンドウはその selected ウィンドウを保持します。

次の例は 50行 80 カラムの画面上のウィンドウ 1つから始めています。セクショ ン 25.9 [画面位置]、ページ 245 参照。

  (setq w (selected-window))
  => "<window 8 on windows.texinfo>
  (window-edges)
  => (0 0 80 49)
  (setq w2 (selected-window w 15))
  => "<window 28 on windows.texinfo>
  (window-edges w2)
  => (0 15 80 49)
  (window-edges w)
  => (0 0 80 15)
  (setq w3 (selected-window w 35 t))
  => "<window 32 on windows.texinfo>
  (window-edges w3)
  => (35 0 80 15)
  (window-edges w)
  => (0 0 35 15)
  (window-edges w2)
  => (0 15 80 49)

Command: split-window-vertically

この関数は、 selected ウィンドウを上下 2つに分けます。この際、selected ウィンドウに size 行残します。

この関数は、split-windows へのインタフェースです。

Command: split-window-horizontally

この関数は、 selected ウィンドウを横並びに 2つに分けます。この際、selected ウィンドウに size カラム残します。

この関数は、split-windows へのインタフェースです。

User Option: pop-up-windows

このグローバル変数は、"display-buffer が(新しく)ウィンドウを作るか否か" を 定めます。これが t で画面上にウィンドウが 1つしか存在しない場合、これはそ

のウィンドウを分割します。これが nil の場合、display-buffer は (1つのみの) ウィンドウは分割せず、(かわりに)バッファを置き換えます。

User Option: split-height-threshold

このグローバル変数は、 "(ウィンドウが複数存在する場合) display-buffer が ウィンドウを分ける場合" を定めます。 display-buffer は、(最も)大きなウィン ドウがこの行数以上の行を持つ場合、それを分割します。

ウィンドウが 1つしか存在しない場合、この値にかかわらず分割を行ないます。


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