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ゴールカラム

Variable: goal-column

このグローバル変数は、上下移動コマンド (訳注:vertical motion commands)に 対する永続的なゴールカラムを定めます。数値の場合、上下移動コマンドは(全て) これをそのゴールとして持ちます。nil の場合、それらのコマンドはそれぞれ独自 のゴールカラムを持ちます。その他の値は有効ではありません(訳注:invalid)。

Command: set-goal-column unset

この関数は、上下移動コマンドに対するゴールカラムを設定します。 unset が nil の場合、ゴールカラムはカレントなポイントのカラムに設定します。これ以後 (全ての)上下移動コマンドはこのカラムをそのゴールとして持つことになります。

unset が non-nil の場合、(永続的なゴールカラムはクリアされ) 上下移動コマン ドは呼び出された時そのゴールカラムの設定を行なう通常の操作を再開します。

インタラクティブに呼ばれた場合、 unset は(未処理の)プレフィックスアーギュ メントになります。

Variable: temporary-goal-column

このグローバル変数は、上下移動コマンドに対するテンポラリなゴールカラムを定 めます。これは (その前のコマンドが上下移動コマンドでない場合) 上下移動コマ ンドが起動されるごとに設定されます。 track-eof が non-nil の場合これは 9999 に設定され、 goal-column が non-nil の場合それ (訳注:goal-column) で 上書き(訳注:overridden)されます。

Variable: track-eof

このグローバル変数は、上下移動コマンド(next-line と previous-line) が行の 終りで起動された時、どのように処理するかを制御します。 nil の場合、カレン ト行の終りのカラム番号が移動におけるゴールカラムとなり続けます。

non-nil の場合、行の終りで機動された上下移動は行の終りをキープします。これ は各行の終りを動いていくということを意味します。しかし続いて行なわれた上下 移動コマンドは (もとのゴールカラムより短かい行に移動した場合も) もとの行の ゴールカラムを保持します。 (はじめカラム 65 にポイントがあり、(next-line で) 50 文字の幅しかない行に動いた場合、次のコマンドが next-line である場 合、それは 65 のゴールを保持していることになります。


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