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数値の比較

integer は、 (24 ビットのポインタと、7 ビットのタイプと、ガベージコレクタ用の 1 ビットとを持つ) Lisp オブジェクトポインタの "ポインタ部分" に値をストアする ことで、インプリメントされています。このため関数 eq は同じ値を持つ 2つの数値に 対し t を返します。セクション 2.16.2 [eq]、ページ 21 参照。

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CN: Common Lisp では、異なる数値のタイプが多く存在し、その多くは boxed で、そ れぞれに対し別の記憶領域をアロケートしなくてはいけません。 GNU Emacs Lisp はそ れほど大きな integer は必要とせずまた別のタイプの数値も必要としないため、 1 word の大きさに制限することができ、 Common Lisp では = が必要とされるような場 合にも eq を用いることができます。

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Function: = m-integer1 m-integer2

この関数は、アーギュメントが同じ数値であるか否かを調べ、同じ数値である場合 t を返し、そうでない場合 nil を返します。

Function: /= m-integer1 m-integer2

この関数は、アーギュメントが同じ数値でないか否かを調べ、同じ数値でない場合 t を返し、同じ数値である場合 nil を返します。

Function: < m-integer1 m-integer2

この関数は、最初のアーギュメントが 2番目のアーギュメントより厳密に(訳注: strictky) 小さいか否かを調べます。小さい場合 t を返し、そうでない場合 nil を返します。

Function: <= m-integer1 m-integer2

この関数は、最初のアーギュメントが 2番目のアーギュメントより小さいか等しい かを調べます。小さいか等しい場合 t を返し、そうでない場合 nil を返します。

Function: > m-integer1 m-integer2

この関数は、最初のアーギュメントが 2番目のアーギュメントより厳密に(訳注: strictky) 大きいか否かを調べます。大きい場合 t を返し、そうでない場合 nil を返します。

Function: >= m-integer1 m-integer2

この関数は、最初のアーギュメントが 2番目のアーギュメントより大きいか等しい かを調べます。大きいか等しい場合 t を返し、そうでない場合 nil を返します。

Function: max m-integer &rest m-integers

この関数は、アーギュメントの最大値を返します。

  (max 20)
       => 20
  (max 1 2)
       => 2
  (max 1 3 2)
       => 3

Function: min m-integer &rest m-integers

この関数は、アーギュメントの最小値を返します。


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