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処理の継続

あなたのプログラムが停止した後、もし、あなたが探しているバグがまだ 発生していないならば、あなたが次に最もやりたいことは、プログラムの 実行の更なる継続でしょう。

cont
停止した場所からプログラムの実行を継続します。

もし、プログラムがブレークポイントに停止していたならば、継続して実行 される場所はブレークポイントのアドレスです。あなたは、もしかしたら 同一のブレークポイントに直ちに停止してしまうと思ってしまうかも しれません。実は、`cont' はそのようなハプニングが発生しないように、 特別な配慮を行っています。あなたは、プログラムが停止しているブレーク ポイントの先へと進みたい場合、そのブレークポイントを削除する必要は ありません。

あなたはまた、`cont' コマンドの引数として、そのブレークポイントに おいてプログラムが停止するのを無視する回数を指定することができます。 See section ブレーク条件

もし、プログラムが SIGINTSIGTRAP 以外のシグナルに よって停止させられたならば、処理の継続によって、プログラムはその シグナルを見てしまうことになります。あなたは多分、このようなことを 望まないでしょう。例えば、プログラムがある種のメモリ参照エラーに よって停止した場合、あなたは、エラー原因の変数に正しい値を設定して 処理を継続させ、更により多くの実行結果を見てみたいはずです; しかし、プログラムが致命的なシグナルを受け取ってしまったならば、 即座に全ての処理を終了させられてしまうことになります。このことを 回避するために、あなたは `signal 0' で処理を継続させることが できます。See section プログラムへのシグナルの送信。 あなたは、また、`handle' コマンドを使うことによって、 プログラムが正しい種類のシグナルを見ることを防止することが できます(see section シグナル)。


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