リモート・デバッギングを開始するには、GDB を起動し、リモートマシンで 動作している実行可能ファイルを指定します。これは、GDB に、プログラムの シンボルとピュアテキストを見つける方法を教えます。次に、pid の かわりにデバイス名を引数として持つ `attach' コマンドを使って、 コミュニケーションを確立します。例えば:
attach /dev/ttyd
は、シリアル回線が `/dev/ttyd' という名称のデバイスに接続されている 場合の指定です。これは、もしリモートマシンがまだ停止していない場合、 停止させます。
そこで、あなたは全ての通常コマンドを、リモートプログラムの調査や データの変更、そしてステップ実行や継続のために使うことができます。
リモートプログラムから回復してそのデバッグをやめる場合は `detach' コマンドを使います。