$i = $i + 1; は、$i += 1 と省略できます。( 同様に $i *= 2 と は 2 倍 するという意味 ($i = $i * 2) です)。+= とは 左辺の変 数に右辺の数値を加え、$i に代入するという意味です。加える量 が 1 の 場合には、さらに $i ++ という表現でも表せます。
#!/usr/local/bin/perl # # 1+2 の結果を表示。この場合には 1+2 が print より先に行なわれる。 print 1+2,"\n"; # $x に 3 を、$y に 7 を代入して四則計算の結果を示します。 $x = 3; $y = 7; print $x+$y,"\n"; # 和 $x+$y を表示 $d = $x - $y; print $d,"\n"; # 差を 変数 $d に代入してから表示します。 print $x=$x+1; print " ",$x,"\n"; # $x に 1 が加わり 4 になりました。 print --$x; print " ",$x,"\n"; # $x から 1 を引き 表示します。 print $x++; print " ",$x,"\n"; # $x を印刷してから $x に 1 が加えます。 # print '$x * $y'," $x*$y=",$x*$y,"\n";# $x と $y の積。' ' " " の違いに注目。 print '$x / $y'," $x/$y=",$x/$y,"\n";# $x と $y の割算。 print '$x % $y'," $x%$y=",$x%$y,"\n";# $x と $y の整数の割算の余り。 print '$x ** 2'," $x**2=",$x**2,"\n";# $x の 2乗
結果で 1.2e2 と表示されたらこれは、1.2 x 10**2 という意味です。
#!/usr/local/bin/perl print sqrt(4.0),"\n"; # 平方根の表示 # 三角関数は ラヂアンの単位 $p = 3.1415926535; print $p ,"\n"; # パイを表現 $p = atan2(1.0,1.0)*4; print $p ,"\n"; # パイを arctan(1)=π/4を用いて表現 print sin($p)," ",cos($p) ,"\n"; # sin(π) cos(π) を表示。tan はない。 # 指数関数、対数関数 print exp(1.0)," ",log(1.0),"\n";# 自然対数 e を底とする exp と log # その他の関数 print int(1.23)," ",int(-1.23),"\n"; # 整数部のみの表示。 print hex(ff),"\n"; # 16 進数から 10 進数への変換 print oct(77),"\n"; # 8 進数から 10 進数への変換
#!/usr/local/bin/perl $m = 'どうも'; # $m に 「どうも」 をいれます。 print $m x 3,"\n"; # $m を 3 回繰り返し印刷します。 $m .= ' '; # $m に space をいれます。$m = $m . ' ' と同じ。 print $m x 3,"\n"; # $m を 3 回繰り返し印刷します。 $m = 'いやー' . $m; # $m の前に文字を足す方法を示します。 print $m x 3,"\n"; # $m を 3 回繰り返し印刷します。 # # substr($m,0,12) は、$m の 最初の文字 (=0) から 12バイト文字 # 抜きとります。(漢字、平仮名は、1 文字 = 2 バイトです。) # ここでは、「いやーどうも」が 6 文字 = 12 バイト になります。 # $m = substr($m,0,12); # $m から 最後の , を再びとります。 print $m x 3,"\n"; # $m を 3 回繰り返し印刷します。 $m .= ','; # $m に , をいれます。, を区切り記号に使えます。 print $m x 3,"\n"; # $m を 3 回繰り返し印刷します。 @a =split(/,/,$m x 3);# split (3.2 参照) で 配列に代入します。 print @a,"\n"; # 配列では、, がなくなっています。 $a[1] ='本当にどうも';# 配列の 2 番目の要素をかえます。 # # join 関数は split の反対です。 # join ("aaa", @a) 配列@a の 要素の間(間だけ)を "aaa"でつなげます。 # 結果は配列でなく 変数になります。"aaa" に "\t" タブ が良く使われます。 # print "「" . join("です。",@a) . "」". "\n"; # @a を join でまとめます。
% p4-2.pl どうもどうもどうも どうも どうも どうも いやーどうも いやーどうも いやーどうも いやーどうもいやーどうもいやーどうも いやーどうも,いやーどうも,いやーどうも, いやーどうもいやーどうもいやーどうも 「いやーどうもです。本当にどうもです。いやーどうも」注意: x の前後にスペースをいれないといけません。'a'x3 とかく と、Perl では 変数で x3 が使われているか、文字変数の積 x 3 か区別できないからです。一般に、+ - * / の場合にも 見やすく するために変数と 演算子の間にはスペースをいれます。