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.obj ファイルを修正する

上記の2つの方法のどちらも使えない場合,最後の手段として「.objファイル」 をエディットすることによって日本語を図に入れることができます.この方法は,簡単なの で知っておくと便利です.

  1. まず,tgif+ を起動し,図を作成し,「Minchou」フォントを選んで,文 字を入れたい場所に「ローマ字」で(英語でも構いません),文字を入れてお きます.例えば,「watashiha, tgif+ gasukidesu」とだけ入れたとします.

  2. これを,「.objファイル」にセーブします(「Fileメニュー」から「 Save」を選択する.または,「^S」).今このファイルを「bunsho」とします.

  3. 別のウィンドウで,適当なエディタを開いて,「bunsho.obj」を読み込 んで下さい.次のようになっていると思います(state の数字が若干異なるかもしれま せんが気にしないで下さい).

    state(0,10,0,0,0,16,1,0,1,1,0,0,1,0,1,0,1,0,4,0,0).
    %
    % @(#)$Header$
    %
    text('magenta',64,80,5,0,4,1,0,0,1,205,21,12,0,17,4,[
            "watashiha, tgif+ gasukidesu."]).
    

  4. 「ローマ字」の部分を以下のようにかな漢字変換し,ファイルを「JIS か EUC」コードでセーブして,再び, tgif+ で読み込んで下さい(「File メニュー」の「Open」,または,「^O」).

    state(0,10,0,0,0,16,1,0,1,1,0,0,1,0,1,0,1,0,4,0,0).
    %
    % @(#)$Header$
    %
    text('magenta',64,80,5,0,4,1,0,0,1,205,21,12,0,17,4,[
            "私は, tgif+ が好きです."]).
    

  5. 「ローマ字」の部分が,漢字になっていると思います.もし,文字化け しているようでしたら,そのフォントを選択して,フォントを「Minchou」に して見て下さい.



Riichiro Saito
1995年08月30日(水) 12時14分32秒 JST