Wish Tcl/Tk 入門

Wish Tcl/Tk 入門

Wish Tcl/Tk 入門 コース

1999.2.14 ver. 1.0 by R. Saito

Wish は 簡単な Windows のためのスクリプト ( プログラム可能な 命令の集まり)です。Tcl/Tk (ティクル・ティケー) は、それぞれ Tool Command Language, Tool Kit の略で文字処理、図形処理と役 割分担があります。windows 上のプログラムを容易に作ることがで きます。

大きな特徴は、X window と Windows95 の両方で同じスクリプトが 動作することです。また、Xlib や visual C 等を用いた プログラ ミング言語に比べて記述が簡単であることです。

Wish Tcl/Tk 入門では、Tcl/Tk の 簡単な例を示して、Wish の 勉 強をします。
(10 分 × 9 章 = 90 分 で、おおよそを勉強 します。) 勉強においては、プログラムソースを読んで見てくださ い。実際にソースをコピーして実行してみると有効です。


  1. 実行の方法 ボタン button, pack
  2. 入力 と 出力, Unix コマンド entry label bind exec
  3. 四則計算、初等関数 expr pow text eval
  4. 条件分岐 if 繰り返し for, 配列 array checkbutton argc argv lindex list
  5. サブルーチン proc frame global radiobutton
  6. メニューの設定 menu menubutton configure
  7. ファイル入出力, open close tk_getOpenFile scrollbar clipboard
  8. グラフィック, canvas, postscript
  9. 困った時、エラー対策、その他 tclet

パソコンや X 端末上で例題を実行して理解してもらうことを 前提にしていますので、実行結果は表示しません。理解するには、 実行してみることが必要です。

より詳しい勉強は、やはり市販の本を一冊お買いになることをお勧 めします。また深い理解には、実際に自分でプログラムを作る他は ありません。言語は利用時間が使いやすさや理解度を決めます。

注意: この file は単時間で理解するため、説明をできるだけ 省略をしています。ソースを読まないと理解は出来ません。作成者 は Tcl/Tk には全く精通していませんが、そのほかの多くの言語を 知っています。他の言語との比較が随所でなされていますが、その 言語を知らない場合には読み飛ばしてください。言語の勉強は全て 共通です。表現を学び実際に使うだけです。このページは、最小限 の表現しかかいてありません。が実用上こまらないと思います。 自由に表現できるようになるには、練習が必要です。

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誰が作ったか、誰が開発をすすめているか、何にも存じません が、このような言語を作った人に感謝し、一人でも多くの人がこの 利益を享受できることを願って公開致します。With Best Wishes!


copyright: Riichiro Saito (rsaito@ee.uec.ac.jp)