*Intel DG965RYにCentOS4.4をインストールする [#r8c33465] #contents **インストール前 [#xdb625ff] +biosを最新版にアップデートする +biosの設定画面でHDDをIDEからAHCIに変更する。ただしAHCIにするとCentOSからはSATA HDDを二台しか使えない(BIOSでは認識しているが、CentOSからはSATA HDDの3、4台目がSATA link downとなって使えない。SATAの全てのポートを使うにはkernel2.6.18に[[パッチ:http://lkml.org/lkml/2006/9/17/13]]を当ててkernelを新しく作る。) **インストール時のbootオプション [#a7d7d0d4] linux pci=nommconf all-generic-ide -PCIの認識で止まる pci=nommconf -SATA HDDの認識をうまくできないので、ひとまず次のオプションで回避 all-generic-ide **初回起動時 [#r4d110aa] +grubからカーネルオプションを指定して起動する ++grubでカーネルを選択する画面に入り、適当なカーネルを選んでeキーを押す ++2行目のkernel...を選択しeキーを押す ++行の最後に上記のオプション pci=nommconf all-generic-ide を追加してEnterキーを押す ++bキーを押して起動する +次回以降の起動のためにgrub.confにオプションを追加する ++/boot/grub/grub.confを開き pci=nommconf all-generic-ide をkernel...の最後に追加する。 +LANデバイスを認識させる ++[[e1000用のドライバ:http://e1000.sourceforge.net/]]をダウンロードしてくる ++展開後READMEに従ってインストール $ cd SOURCE DIRECTORY # make install # modprobe e1000 ++ネットワークの設定をおこなう +grubのインストール -Raid1では片方のHDDにしかgrubがインストールされないので手動でgrubのインストールをおこなう([[参考:http://www.miraclelinux.com/technet/faq/data/00080.html]])。 **Kernelの更新 [#d58047fe] SATAの全てのポートを使うためにKernelを更新する。 +[[Kernel2.6.18.5のソース:ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.18.5.tar.gz]]を取得し/usr/srcに展開する。 +展開したディレクトリにシンボリックリンクを張る。 ln -s /usr/src/linux-2.6.18.5 /usr/src/linux +[[パッチ:http://lkml.org/lkml/2006/9/17/13]]を適当な名前で保存(ここではsata-patch)し、当てる。 cd /usr/src/linux patch -p1 < sata-patch +kernelを構築する。make menuconfigでkernelに組み込む機能を選択する。またCentOS4.4のKernelの.configを流用する。 cd /usr/src/linux cp /boot/config-2.6.9-42.0.3.ELsmp .config make oldconfig make menuconfig make make modules make modules_install make install +/boot/grub/grub.confを確認する。 +SELinuxが有効になっていると起動しないので無効にする。 +再起動