ナノチューブの電子状態の研究 (1998)

いままでの話は linear-chain の場合だけにしか適用できない。: そこで、一般の系をlinear-chain と同じよう扱えるようにに、波動関数を束ねることを考える。; 基本的な考えは、ある中心とする原子に着目して、近接原子の波動関数で新しい波動関数を構成する。さらにそのまた近接原子の波動関数で新しい波動関数を作って行けば、層殻構造の波動関数を構成でき、linear-chain と同じように適用できるようになる。; 下の図は正方格子であるが、 u₀ は原子0 、u₁ は原子1～4 、u₂は原子5～12 、u₃ は原子13～24 の波動関数で構成される。; H |u_n > = a_n | u_n > + b_n+1 | u_n+1 > + b_n | u_n-1 > を満たすように u a b を決める。; この場合の u a b を計算してみる。; この場合の a b について計算式が得られた。

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