理論グループのミーティングの報告

日時: 98/06/09
場所: 齋藤理一郎助教授教官室 西5-517

山岡は前回より引続きハンドシェークによりメモリの操作をおこなうことを目的とし、VHDLを作成した。

まず、山岡が説明を行なった。

<ハンドシェークによるメモリ操作>mem13.vhd (component:mem_ctrl.vhd)

(ソース説明)
前回のソースと、全体的な流れとしての設計思想は同じである。
Aポートを双方向ハンドシェークモード(mode2)とし、また、ボード上のメモリ4つ分(32ビット)を扱うことのできることを目的としてVHDL記述を行なっている。
まず、今までのメモリのREAD、WRITEサイクルを別のファイルに分割し、上位からcomponentとして接続した。最初のprocessではハンドシェークの出力としての機能を使用してPCからFPGAにデータを取り込む作業をし、また、FPGAからPCへデータを送る作業をしている。次に、PCから取り込んだデータにより以前までと同様な処理をFPGAにさせるための分岐をしている。BL(0) = '1'ならば無条件にリセットをかける。そして、指定された処理に従って、前回までと同様の作業を行なっている。

以上 山岡 98/06/09/15:00
次に、沼さんが説明を行なった。

<メモリ動作検証のWindows版>C++ builder用のソース(Zip形式)
この中から以下のファイルを説明する。ソースファイル(unit1.cpp) ヘッダファイル(port95.hpp)

(ソース説明)
今回のプログラムは2週間前に行なったメモリ動作検証プログラムをWindows化した。
このプログラムで使われている入出力関数PortWriteWord、PortReadWordは上のport95.hppで定義されている。port95.hppはport95.pas※をヘッダファイルにコンパイルしたものである。また、インターフェースカードの設定には、以前から使用しているBASE8255.h を使い、動作した。
DOS用プログラムでのコマンド1から6は、下のフォームのコマンドに対応している。データの入力は白い四角のところで行ない、その動作が上のメッセージに表示される。また、各ポートのデータの表示は、右側で行なわれる。

※port95.pasはDelphi Super Page にあったport95.zipを使用した。

以上 沼 98/06/10/17:30