評価委員である壽榮松先生も書かれていたように、特定領域研究などのプロジェクト研究では、その研究成果ならびに研究経過も含めて広く公に報告する責務があります。広報活動としては、報告会以外に、印刷物によるもの、最近のインターネットを利用したホームページなどが考えられますが、第一回の総括班の会議で、まさか自分にニュースの編集の役が廻ってくるとは考えていませんでした。
本特定領域の本当のスタートは11年度からであり、本年度は総括班しかスタートしていません。メンバーもまだ確定していない段階です。そこで、第一号では、計画研究の皆さんに研究計画を書いて頂きました。笑い話ですが、本誌に原稿を頂いた計画研究もこの後記を書いている時には正式に認められていない段階ですが、おかげさまで、研究に対する意気込みが十二分に伝わる原稿を頂き、何とか第一号を発行するになりました。これからも格好にとらわれず実り多い広報誌を編集して行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
(菊地耕一記)