Go to the first, previous, next, last section, table of contents.

キーボードマクロ

関数 call-last-kbd-macro insert-kbd-macro start-kbd-macro end-kbd-macro kbd- macro-query name-last-kbd-macro に関しては、ユーザーマニュアルで述べられていま す(GNU Emacs Manual)

Function: execute-kbd-macro macro &optional count

この関数は、 macro をエディターコマンドのストリングとして実行します。 macro がストリングの場合、そのストリングの文字を(あたかもそれが Emacs に対 しタイプされたかのように)そのまま実行します。

macro がシンボルの場合、その関数セルを調べます。それがストリングを持つ場 合、そのストリングを(あたかもそれが macro であったかのように)用います。別 のシンボルを持つ場合、そのシンボルの関数セルをリカーシブに調べます。 count が 1より大きい integer である場合、その回数だけマクロを 実行します。 0 で ある場合、マクロを無限ループで実行します。

macro がストリングでもストリングを指す(訳注:lead to)ものでもない場合、エ ラーになります。

Variable: last-kbd-macro

このグローバル変数は、 (最も)最近に定義されたキーボードマクロです。文字の ストリングでなくてはいけません。

Variable: defining-kbd-macro

このグローバル変数は、キーボードマクロが定義されていることを示します。これ は start-kbd-macro で t に設定され、 end-kbd-macro で nil に設定されます。 これ以外の方法で変更してはいけません。

Variable: executing-macro

このグローバル変数は、 (それが存在すれば)今現在実行中のキーボードマクロを 定義するストリングを持ちます。 (今現在)実行中のマクロが存在しない場合、nil になります。

Variable: executing-kbd-macro

このグローバル変数は、 (今現在)実行中のキーボードマクロ(ストリング)です。 実行中のマクロが存在しない場合、nil になります。


Go to the first, previous, next, last section, table of contents.