Mule では Latin-1 (ISO8859-1)から Latin-5 (ISO8859-9) までの文字セッ トもサポートしています。通常の ASCII キーボードからこれらの文字を入 力するにはやはり quail-system を使います。
ISO 8859 で定められている文字を入力するために、下に挙げた5つのファイ ルが用意されています。
jis-russian jcuken に同じ ただし JIS エンコーディングマケドニア語 macedonian JUS.I.K1.004 セルビア語 serbian JUS.I.K1.005 ベラルーシ語 byelorussian JUS.I.K1 もどき ウクライナ語 ukrainian JUS.I.K1 もどき ISO 8859-5 yawerty ラテン文字への転写
jis-greek greek に同じ ただし JIS エンコーディング
目的のパッケージが含まれているファイルをロードした後、C-] を打つこと で quail-minor-mode と通常のモードの間を行ったり来たりできるようにな ります。特定の言語用パッケージを選択するには、quail-minor-mode の中 で M-s と打つか、(quail-use-package "パッケージ名")を評価してくださ い。また M-z で簡単なヘルプ画面が出ます。
例:
1) ドイツ語の初心者がドイツ語を入力しなくてはいけないとき
(load "quail/latin") (quail-use-package "german")
上の2行を .emacs に入れてください。
2) フランス語用の azerty 配列が使いたいとき
(load "quail/ltn") (quail-use-package "azerty")
を .emacs に入れて下さい。