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行指向の引用法

行指向の引用法はシェルの同様の文法に基づいている。 << の後に引用文の終わりを示す文字列を指定すると、 現在行からその文字列が現れるまでの行全てがその値になる。 終わりを示す文字列は識別子でも、引用するテキストでもよい。 引用するテキストの場合、通常のクォーティングと同じく クォートの種類がテキストの扱い方を決める。 クォートしない識別子はダブルクォートと同じように働く。 (スペースを入れた場合、それはヌル識別子として扱われ、これは有効で、 最初のブランクラインにマッチする。--- 下の Merry Christmas の例を見よ。) 終わりを示す文字列はそれだけで(クォートやスペースを回りにつけず) 存在しなければならない。

     print <<EOF;        # 前の例と同じ
The price is $Price.
EOF

     print <<"EOF";      # 上の例と同じ
The price is $Price.
EOF

     print << x 10;      # ヌル識別子が終わりを示す文字列
Merry Christmas!

     print <<`EOC`;      # コマンドを実行する
echo hi there
echo lo there
EOC

     print <<foo, <<bar; # スタックに積むことができる
I said foo.
foo
I said bar.
bar

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