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case文

 

case文は1つのシェル変数値を評価し、同じパターンが見つかったならば1つあるい はそれ以上のコマンドを実行させます。一般書式は次のようになります。

case $val in
   pat1 )  commands
        ;;
   pat2 )  commands
        ;;
      
   patn )  commands
        ;;
esac
ここでの処理はシェル変数 valの値と pat1, pat2, , patnと連続して比較し、一致したものが見つかるとそこから2個の連続した セミコロン ;;まで間に書かれたコマンド群を実行します。もし、一致するものが 見つからなかった場合は何もしません。最後の easc case文の終りを意味し 省略することはできません。

シェルでファイル名の置き換えに用いられるメタ文字も case文の 比較対象( patn)として使うことができます。 また、シェルではパイプ記号として用いられる垂直バー | を使うと 複数パターンの論理和(or)を取ることができます。



Riichiro Saito
1995年08月29日(火) 11時41分26秒 JST