next up previous
科研費特定領域研究(A)
フラーレン・ナノチューブネットワーク
ニュースレター Vol.2, No.3 (2000) p.2

活動状況

東京工業大学 斎藤 晋

 

 既にニュースレター前号でもお知らせ致しましたとおり、本特定領域主催による公開の国際シンポジウムを開催致します。

 

International Symposium on Nanonetwork Materials:

Fullerenes, Nanotubes, and Related Systems

 

日程: 2001年 1月15日(月) 〜 18日(木)

場所: 鎌倉市

 

 本シンポジウムは、理学・工学の多くの分野に於いて研究が進められているフラーレン、ナノチューブ、及び関連共有結合ネットワーク物質系について、最新の研究成果の報告と今後の研究動向を探る場を提供することを目的とし8て開催されるものです。主要テーマは

以下の通りです。

 

       ナノチューブの電子物性と力学的特性

       金属内包フラーレンと高次フラーレン

       窒化ホウ素、及び他の化合物ナノチューブ・フラーレン系

       フラーレン・ナノチューブ固体集合相の物性

       SiGe クラスレートとその関連物質

       フラーレン・ナノチューブの高効率合成と精製

       ネットワーク物質の生成機構

       ナノチューブを用いたナノエレクトロニクス

       ナノチューブからの電子の電界放出とクラスターの電界蒸発

 

もちろん、上記の他、フラーレン・ナノチューブとその関連物質の物性、さらには応用につきまして、広い分野からの発表を歓迎いたします。プロシーディングスは、American Institute of Physicsより出版される予定です。申し込み期限は、以下の通りです。

 

   2000年10月1日: 発表申込締切

   2000年12月1日: 参加登録締切

 

発表・参加申し込み方法の詳細は、6月に配布予定のセカンドサーキュラーにてお知らせいたします。本ニュースレターの最後に、現在配布中のファーストサーキュラーを綴じ込みました。返信は、郵送あるいはwebにてお願いいたします。領域内外からの多数の方々の参加をお待ちしております。